大谷翔平の父・徹さんが強調したのは「ホームラン」ではなく「左中間への二塁打」でした。
長打=HRではない発想が、角度・強い打球・広角というMLBで効く打撃の原点になる理由を、肯定的に整理します。
結論から言うと、「二塁打を増やせ」はホームランを遠ざける言葉ではなく、ホームランが増える“打撃の体質”を先に作る言葉です。
父・徹さんが伝えたとされる「左中間に飛ばして二塁打をとにかくたくさん打ちなさい」という方針には、MLBで武器になる要素が最短距離で詰まっています。
なぜ父は「ホームランを打て」ではなく「二塁打を増やせ」と言ったのか

理由は、二塁打が“狙って再現しやすい長打”だからです。
少年期から一発狙いに寄せると、引っ張り偏重になりやすく、スイング軌道やポイントが崩れやすくなります。
一方、左中間への二塁打を狙うと、次の3つが同時に鍛えられます。
- 強い打球を打つ体の使い方(芯でとらえる確率が上がる)
- 広角に打ち分ける視野(コース対応が育つ)
- 結果ではなく内容を積み上げる思考(再現性が残る)
二塁打の延長線上に、結果としてホームランが乗ってきます。
つまり「二塁打を増やせ」は、最短で“長打の体質”を作る設計です。
「左中間」を狙うと何が育つのか|広角・タイミング・変化球対応が一気に整う
左打者にとって左中間は、逆方向の強い打球が要求されるゾーンです。
ここへ打てるようになると、打撃の中身が一段上がります。
逆方向の二塁打は「体が開かない」証拠になります
左中間へ強い打球を運ぶには、体が早く開くと成立しません。
だからこそ左中間狙いは、下半身主導で我慢し、最後にバットが出る形を作ります。
この我慢は、速球にも変化球にも効きます。
「直球基準で準備し、変化球に合わせる」土台ができる
球速が上がるほど、迷った瞬間に差し込まれます。
左中間への二塁打を狙う練習は、待つのではなく、準備を早くして合わせる打撃へ導きます。
結果として、強い打球が増えやすくなります。
「長打=HR」ではない|二塁打を増やすとホームランが“増えてしまう”構造

二塁打を増やす打撃は、ホームランを生む要素を自然に満たします。
1) 強い打球が増える
二塁打は弱い当たりでは量産できません。
強い打球が安定すると、少し上がった打球が柵越えになります。ホームランは後から付いてきます。
2) 角度は“上げる”ではなく“付く”
二塁打狙いは、強いライナーや伸びる打球を積み上げます。
その過程でコンタクトが洗練され、打球に自然な角度が付きます。崩れにくい長打になります。
3) 広角の圧で配球が苦しくなる
左中間へ強く打てる打者は、投手が逃げにくいです。
結果として甘い球が増え、引っ張ったときの強い打球も増え、ホームラン確率が上がります。
父の指導が示す「MLBで効く打撃の原点」|角度・強い打球・広角を一言でまとめると
父の「左中間に二塁打を」という言葉は、現代的に言い換えるとこうなります。
- 強い打球を増やしなさい
- 広角で勝ちなさい
- 角度は結果として付く打撃を作りなさい
派手な目標より、確実に積み上がる設計です。
だからこそ大谷翔平選手の打撃は、環境が変わっても芯が残り続けます。
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大谷翔平父打撃指導二塁打増やせまとめ
大谷翔平選手の父・徹さんの打撃指導が「ホームラン量産」ではなく「二塁打を増やせ」だったのは、長打の本質を再現性で捉えていたからです。
左中間への二塁打を狙うことで、強い打球・広角・タイミングが同時に鍛えられ、結果としてホームランが増えやすい構造が出来上がります。
長打=ホームランではありません。
長打の土台を作る最短ルートが二塁打だった。ここに、MLB級の打撃の原点があります。

