どのように球速と回転数が進化したのか?
今季、大谷翔平投手はMLB入り以降でもっとも速いフォーシーム平均球速158.0 km/h、回転数も2435 rpmと飛躍的な進化を遂げています。
これは、2022年の手術後最速の156.6 km/h(前回最高)を大きく上回り、まさに100マイル近い速球を打者に投げ込んでいると言えます。
また、今季は先発投手としてはMLBトップクラスの球速を記録しており、先発限定ではブリュワーズの159.8 km/hに次いで第4位という位置にいます。
しかもホームラン王争いにも名を連ねており、「速球」と「長打能力」の両立が今季最大の魅力です。
改善したのは球速だけ?制球力の進化とは?

今季の制球に関しても、著しい成長が見られます。BB9(9イニングあたり与四球)は1.9、SO9(9イニングあたり奪三振)は12.3、SO/BB比率はキャリアハイの6.40と、かつてないレベルにまで達しました。
特にSO9は、規定投球回数以上でトップクラスのザック・ウィーラー(フィリーズ)の11.73を上回っています。
このように制球力と三振奪取力の両面で圧倒的な数字を示しており、「異次元の完成形」に到達しつつあると断定できるでしょう。
配球の変化は?
今季の配球比率はフォーシームが45.3%、スライダー10.8%、シンカー7.0%、スイーパー28.6%など、多彩な球種で打者を翻弄しています。
手術前のスプリッターの比率は激減し、今はフォーシーム主体の構成に再編されており、より効果的な配球となっています。
二刀流としての価値──WARで見る評価は?
Baseball-Referenceによると、8月15日時点で大谷翔平は投手WAR・野手WARを含めた総合WARが5.8と、ナ・リーグトップ級の評価を受けています。
一方Fangraphsでも総合WARは6.8と、こちらでも上位にランクされています。両サイトで上位5人に選ばれているのは大谷とPCA(クロウアームストロング)の2人だけという事実が、彼の評価の安定感を物語っています。
なお、最新情報では、PCAが大谷をWARで上回るという評価や、MVP争いにおいて注目されている、という見方もありますが、それでも大谷の“二刀流”での貢献は依然として際立っています。
大谷翔平投手として進化まとめ
今季の大谷翔平投手は、球速・回転数・制球力という「三拍子」の進化により、過去最高の「完成形」に近づいています。
さらに二刀流としての評価(WAR)でも、MLB屈指の存在であることは明らかです。
現在進行形で記録を書き続ける大谷。シーズン終盤に向けて、どんな投打のパフォーマンスを見せてくれるのか、まさに見逃せない日々が続きます。
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よくある質問(Q&A)
Q1:今季大谷のフォーシームの平均球速と回転数はどれくらい?
A:フォーシーム平均球速は158.0 km/h、平均回転数は2435 rpmです。
Q2:制球力に注目できる指標は?
A:BB9(与四球数)が1.9、SO9(奪三振数)が12.3、SO/BB比率が6.40と、いずれもキャリアハイとなっています。
Q3:配球構成はどう変わった?
A:フォーシームが最も多く45.3%、次いでスイーパーやスライダーを使用し、スプリッター比率は大きく減りました。
Q4:WAR(総合指標)での大谷の順位は?
A:Baseball-Referenceでは総合WARが5.8、Fangraphsでは6.8と高評価で、ナ・リーグでもトップ5に入る活躍を見せています。
Q5:MVP争いのライバルは?
A:PCA(クロウアームストロング)がWARで大谷を上回っているという評価もあり、MVP争いでの注目株となっていますが、大谷の二刀流としての貢献は依然として圧倒的です。