米大リーグ(MLB)で二刀流として活躍する大谷翔平投手(ドジャース)が、地区シリーズ初戦で先発マウンドに立つことが決定し、ポストシーズンで新たな史上初記録を刻む可能性が話題になっています。
WCSでの好スタート。打者としても貢献

最初のポストシーズンステージとなったワイルドカードシリーズ(WCS)では、レッズとの第2戦に「1番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数1安打1打点を記録。
チームは8対4で勝利し、地区シリーズ進出を決めました。
そのうえで、地区シリーズ第1戦に「投手」として先発することが指揮官により明言され、注目が高まっています。
なぜ地区シリーズ初戦?起用戦略の背景とは?
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、地区シリーズ初戦の先発について
「ショウヘイが投げる」
と明言しました。
これまで、大谷はドジャース移籍後の2024年には肘の手術の影響で投手起用は見送られており、打者専任での起用が中心でした。
だが、2025年シーズンでは投手として復帰し、好成績を残してきています。
これにより、ポストシーズンの重要局面で“再びマウンドに上がる”起用が選ばれたと見られます。
史上初記録とは?“単一ポストシーズンで投打先発”
MLB公式・報道によれば、サラ・ラングス記者は
「大谷翔平は、MLB史上初めて、単一のポストシーズンで少なくとも1試合を投手先発、1試合を野手先発する選手になる」
と指摘しています。
つまり、ポストシーズンで“投手起用+野手起用(先発)”を同じシリーズ内で実現する選手は、これまで存在しなかったというわけです。
大谷は、地区シリーズ初戦のマウンド登板がポストシーズン初の投手登板となります。
一方で、ワイルドカードシリーズでは野手として先発起用されています。
これにより、“同シリーズで投手・野手両方の先発を持つ”という形が成立すれば、まさに史上初の快挙ということになります。
今後の注目ポイントは?
- 投手としてのポストシーズン初登板の成績
肘手術明けでの復帰後の登板という意味でも、能力と調子が問われる一戦となります。 - 打者としての役割も維持できるか
例年大谷が守ってきた“打力”を維持しつつ、投手としての性能を披露できるかどうかが焦点です。 - シリーズ全体への影響
ダメージや疲労管理、投球日程との兼ね合いなどを含め、シリーズ後半での起用法も注目されます。
大谷翔平地区シリーズ初戦のマウンドで史上初の快挙へまとめ
大谷翔平は、ワイルドカードシリーズで打者(DH)先発出場し、地区シリーズ初戦で投手として先発登板を果たす見込みです。
この動きが実現すれば、ポストシーズン内で投手先発+野手先発を一人の選手が同シリーズで成し遂げる、MLB史上初記録となる可能性があります。
打者・投手の両面で注目が集まる大谷のマウンド登板は、野球ファンのみならず、MLB史に残る一戦になりそうです。
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よくある質問/Q&A
Q1:本当にこれまで誰も成し遂げていない記録なのですか?
A:報道によれば、少なくとも「単一ポストシーズンシリーズ内で投手先発と野手先発を両方行う選手」は前例がないとの指摘があります。
Q2:大谷は過去のポストシーズンで投手を務めたことがありますか?
A:いいえ。今回が、ドジャースとしても大谷自身にとっても、ポストシーズンでの初投手起用になる予定です。
Q3:打者としても先発する可能性はありますか?
A:シリーズによって起用方法は変わる可能性がありますが、ワイルドカードシリーズでは打者として先発しており、地区シリーズで投手登板がある場合は、両方の役割を兼ねることも想定されています。
Q4:この記録達成の意味は?
A:二刀流選手としての証明だけでなく、ポストシーズンでの起用バリエーションを広げる画期的な快挙です。大谷の評価をさらに高める出来事になるでしょう。
Q5:この起用はリスクが高くないですか?
A:もちろん負荷・疲労・制球面など複数のリスクがありますが、チームは状況を見据え最善の起用を選んでいると考えられます。