ドジャースはなぜ敵地で2連勝できたのか?

ロサンゼルス・ドジャースがフィラデルフィアで行われた地区シリーズ第2戦(現地6日、日本時間7日)で、フィリーズを下して2連勝。
リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけました。
この試合では、序盤から両軍の先発左腕が好投し、緊張感あふれる投手戦となりました。
ドジャースのブレイク・スネルは6回1安打無失点、9奪三振の圧巻投球。
一方、フィリーズのヘスス・ルサルドも6回1安打無失点と互いに譲らぬ展開が続きました。
ドジャースは初回にチャンスをつかみながら無得点。
その後は2回から6回まで5イニング連続で三者凡退と苦しい時間帯が続きましたが、守備と投球で流れを切らせませんでした。
試合を動かしたのは誰?7回の攻撃が鍵に!
均衡を破ったのは7回表。
先頭のテオスカー・ヘルナンデスとフレディ・フリーマンが連打を放ち、無死二・三塁の大チャンスを演出しました。
ここでフィリーズは右腕カーカリングに継投。エドマンは三振に倒れましたが、エンリケ・ヘルナンデスの遊撃ゴロの間にテオスカーが生還し先制。
さらに2死満塁で代打ウィル・スミスが左前に2点タイムリーを放ち、リードを広げました。
続く大谷翔平も右前に適時打を放ち、地区シリーズ9打席目での初安打でダメ押し点を奪いました。
ルサルドは7回途中で降板し3安打2失点。
勝負の継投策を取ったフィリーズでしたが、ドジャース打線が集中力を発揮したイニングでした。
佐々木朗希はどんな場面で登板?神セーブの裏側は?
3点リードの9回、ドジャースは一度はトライネンをマウンドに送りましたが、先頭から3連打を浴びて1点差に詰め寄られる苦しい展開に。
ここでロバーツ監督は無死二塁のピンチで左腕ベシアにスイッチ。
何とか凌ぎ切ってゲームセットとしました。
一方で、1点リードの9回2死一・三塁の場面で佐々木朗希が登板し、鋭いストレートと落差のあるボールで打者を封じ込め、2試合連続のセーブを記録。
まさに「神セーブ」でチームの勝利を確実なものにしました。
佐々木はワイルドカードから3試合連続登板中で、防御率0.00。
守護神としての信頼は急上昇しています。
次戦は誰が先発?山本由伸の登板に注目!
シリーズ突破がかかる第3戦(現地8日、日本時間9日)はドジャースの本拠地で開催されます。
先発は山本由伸。今季レギュラーシーズンでは安定感抜群の投球を見せ、ポストシーズン初登板となる大一番でもその実力が期待されています。
チームはポストシーズン4連勝中、レギュラーシーズンから数えて破竹の9連勝。
勢いに乗ったまま一気にシリーズ突破を決めたいところです。
ドジャースフィリーズに2連勝突破王手まとめ
ドジャースは敵地での連勝でシリーズ突破に王手をかけました。
投手陣の安定感、7回の集中打、そして終盤の守護神・佐々木朗希の存在が大きな勝因です。
次戦では山本由伸が先発予定。大谷翔平、テオスカー・ヘルナンデスら打線も復調の兆しを見せており、チーム全体の勢いは加速しています。
球団史上でも屈指の連勝記録を伸ばしている今、このままナ・リーグ制覇、さらにはワールドシリーズ制覇へと突き進むことが期待されます。
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よくある質問(Q&A)
Q:佐々木朗希は抑え投手として定着したのですか?
A:9月中旬にリリーフ転向し、ポストシーズンでは3試合連続登板で無失点と安定。抑えとして高い信頼を得ています。
Q:大谷翔平は打撃で復調した?
A:第2戦で9打席ぶりのヒットを放ちました。7回の適時打は勝負を決めるダメ押し打となり、復調の兆しが見えます。
Q:第3戦の山本由伸に期待されることは?
A:本拠地での登板ということもあり、初回からテンポよく抑えて主導権を握る投球が期待されています。
Q:チームの連勝記録はどこまで伸びる可能性がありますか?
A:現在PS4連勝中、RSからは9連勝と圧巻の成績。この勢いを維持できれば、球団新記録も射程圏内です。