なぜ大谷翔平が選出されたのか?
米国の老舗スポーツ専門メディア「スポーティング・ニューズ」が発表した今季のベストナイン「オールスターチーム」で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)がナ・リーグDH部門に選出されました。
ライバルであるフィリーズのカイル・シュワバーらを抑えての栄誉であり、現地メディアからも
「異次元の打撃成績」
と称賛されています。
大谷は今季、打者として158試合に出場し、打率.282、55本塁打(リーグ2位)、102打点、両リーグ最多の146得点、さらに20盗塁をマーク。
走攻守の総合力に加え、安定感のある長打力が評価されました。
この圧倒的な数字が、DH部門での選出につながったと言えます。
「オールスターチーム」とは?どんな権威があるのか?
「スポーティング・ニューズ」のオールスターチームは1925年に創設され、現在はメジャーリーグのGMやフロント幹部による投票で選出されています。
単なるファン投票ではなく、球界の意思決定層が選ぶベストナインのため、選手の評価や実績に強い信頼性を持つ名誉な称号です。
選出されることは、シーズンを通して
「最も安定し、チームに貢献した選手」
として認められることを意味します。
2025年の選出メンバーは誰?
ナ・リーグ
- DH:大谷翔平(ドジャース)
- 捕手:ウィル・スミス(ドジャース)
- 一塁手:ピート・アロンソ(メッツ)
- 二塁手:チュラング(ブルワーズ)
- 三塁手:マニー・マチャド(パドレス)
- 遊撃手:トレイ・ターナー(フィリーズ)
- 外野手:ファン・ソト(メッツ)、コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
- 先発投手:ポール・スキーンズ(パイレーツ)
- 救援投手:エドウィン・ディアス(メッツ)
ア・リーグ
- DH:ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)
- 捕手:ローリー(マリナーズ)
- 一塁手:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
- 二塁手:チザム(ヤンキース)
- 三塁手:ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
- 遊撃手:ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
- 外野手:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、バイロン・バクストン(ツインズ)
- 先発投手:タリク・スクバル(タイガース)
- 救援投手:アロルディス・チャプマン(レッドソックス)
このメンバーを見ても分かる通り、各ポジションにリーグを代表するスター選手が名を連ねています。
その中で大谷がDH部門を勝ち取ったことは、改めて彼の打撃力と存在感を証明する結果となりました。
大谷翔平の今季成績が示す「別格の価値」とは?

大谷は単に本塁打数が多いだけでなく、出塁率や得点創出能力においても突出していました。
146得点という数字は、MLB全体でもトップ。
これはチームの勝利に最も直結する指標の一つです。
また、シーズン終盤まで大きな故障もなく、安定したパフォーマンスを維持し続けた点も、球界関係者から高く評価されています。
さらに、大谷はプレッシャーのかかるポストシーズンでも存在感を放ち、チームをワールドシリーズ連覇に導く原動力となりました。
このように“記録と結果の両立”を実現できる選手は、現代野球でも極めて稀です。
大谷翔平オールスターチームDH部門選出まとめ
大谷翔平選手が「スポーティング・ニューズ」のオールスターチームDH部門に選ばれたことは、今季の圧倒的な打撃成績と存在感の証です。
リーグトップの得点数、強打と俊足を兼ね備えたプレースタイルは、まさに球界の理想形。
この快挙は、彼がいまもなおMLBの中心にいることを改めて証明する結果となりました。
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よくある質問/Q&A
Q1. オールスターチームと通常のオールスター戦の違いは?
A. オールスターチームはシーズン終了後に発表される「ベストナイン」のような表彰で、ファン投票ではなく球界幹部の投票によって決まります。
Q2. 大谷選手がDH部門で選ばれた理由は?
A. 打率.282、55本塁打、102打点、リーグトップの146得点という圧倒的な打撃成績が高く評価されたためです。
Q3. 今後は二刀流として復帰する予定ですか?
A. はい。2026年シーズンには再び投手としてもマウンドに立つ予定で、投打の両面での活躍が期待されています。
Q4. 日本人選手としてのこの受賞の意義は?
A. 球界幹部が選ぶメディア選出で日本人選手がDH部門を獲得するのは極めて稀であり、メジャーでの日本人選手の地位向上にもつながる快挙です。

