ロバーツ監督が語った「超がつく闘争心」とは?

ワールドシリーズ第2戦(ブルージェイズ1―5ドジャース、25日=トロント)で、ドジャースの山本由伸投手(27)が圧巻の完投勝利を飾りました。
9回を105球で投げ抜き、4安打1失点、8奪三振。
ポストシーズンで2試合連続完投は、2001年のカート・シリング以来24年ぶりという快挙です。
ロバーツ監督は試合後、
「最高だ」
と第一声で称賛。
さらに
「超がつく闘争心。特別な選手だ。今夜は完全にロックインしていた。彼は“負ける”という考えを持たず、まさにその目をしていた」
と語り、エースとしての精神力と集中力を絶賛しました。
「ヨシのすごさは感じて読み、反応する」—監督が明かす投球の真髄
ロバーツ監督は続けて、
「ヨシの素晴らしいところは感じて読み、反応すること。左打者にも右打者にも効果的な4つの球種を持っている。ウィル・スミス(捕手)も見事な仕事をしたし、マーク・プライアー投手コーチも完璧なプランニングをしてくれた。ヨシはそれを完璧に実行した」
と語りました。
第1戦で14安打11得点と爆発したブルージェイズ打線を封じ込めた山本。
特に3回以降は走者を一人も許さず、圧巻の20者連続アウト。
精密な制球と多彩な変化球で、相手打線を完全に支配しました。
「国を背負って投げる」—山本由伸のDNAに刻まれた強さとは?
ロバーツ監督は山本の強さの源についても言及しました。
「彼は日本で大一番を何度も投げてきたし、WBCでも国を背負って投げている。国全体の期待を背負ってマウンドに立つ、それが本当の重圧だ。だからこそ、彼のDNAには“大舞台で心拍をコントロールし、高いレベルで投げ続ける力”が刻まれている」
と語りました。
さらに監督は
「今夜だって、あと30〜40球はいけたと思う」
とスタミナ面にも太鼓判。
絶対的な信頼を寄せるコメントで、エースへの評価を確固たるものにしました。
ドジャースにとって、この勝利の意味は?
この勝利でシリーズは1勝1敗のタイに。
次戦は本拠地ロサンゼルスでの第3戦を迎えます。
山本の完投勝利は、チーム全体に
「この男がいる限り負けない」
という安心感を与え、ブルージェイズ打線への強烈な印象を残しました。
また、このパフォーマンスは日本人投手の評価をさらに高める結果となり、MLBでの日本人投手の存在感を再び証明した一戦となりました。
あと40球はいけたロバーツ監督山本由伸絶賛まとめ
山本由伸投手は、ワールドシリーズ第2戦で9回105球、4安打1失点、8奪三振の完投勝利を達成しました。
ロバーツ監督は「最高」「超がつく闘争心」「完全ロックイン」と称賛し、「あと40球はいけた」とそのスタミナにも驚嘆。
日本で培った経験と精神力が、メジャー最高峰の舞台で見事に花開いた一戦でした。
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Q&A
Q1:山本由伸の2試合連続完投はどれほど珍しい記録ですか?
A1:ポストシーズンで2試合連続完投は、2001年のカート・シリング以来24年ぶりの快挙です。MLBでも極めて稀な偉業です。
Q2:ロバーツ監督の「あと40球はいけた」という発言の意味は?
A2:山本のスタミナ、集中力、メンタルを高く評価した言葉です。監督が完全に信頼していることを示しています。
Q3:「国を背負って投げる」とはどういう意味ですか?
A3:山本は日本代表としての経験を持ち、WBCなど大舞台を経験してきました。その重圧下で結果を出す能力を指しています。
Q4:この試合の勝利はチームにどんな影響を与えましたか?
A4:チームは勢いを取り戻し、精神的支柱である山本が中心にいることで、ドジャース全体が安定感を得ました。

