山本由伸、ワールドシリーズ第2戦で圧巻の完投勝利とは?
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、ワールドシリーズ(WS)第2戦で圧巻のピッチングを披露しました。
25日(日本時間26日)、敵地トロントで行われたトロント・ブルージェイズ戦に先発し、9回を投げて4安打無四球8奪三振、1失点という内容で完投勝利をマーク。
チームは5-1で勝利し、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻しました。
初回、無死一・三塁のピンチを招きながらも冷静に切り抜けると、3回に1点を失った以降はまさに“完全支配”。
4回からは1人のランナーも許さず、105球で試合を締めくくりました。
ポストシーズンでの2試合連続完投は24年ぶりの快挙であり、山本は球団史に残る圧巻のパフォーマンスを見せました。
「463億円契約の価値がある」とは?キケ・ヘルナンデスが語る真意
ドジャースの同僚、エンリケ(キケ)・ヘルナンデス内野手が試合後、山本を“最高級の称賛”で讃えました。
「彼は漢だよ。まさに漢だ。だからこそ、彼がアメリカに渡ろうとしたとき、誰もが欲しがったのさ」
と語り、さらに続けて、
「その金額に見合うだけの価値がある。彼はそれを証明してきたんだ」
と、山本が投手史上最高額の12年3億2500万ドル(約463億円)の契約に見合うパフォーマンスを続けていることを強調しました。
キケはまた、
「知っての通り、アメリカでほぼすべてを成し遂げてきた彼の、ここ2年間の成長ぶりは凄まじい。本当に素晴らしいよ」
とコメント。
チームメイトからも完全に信頼される存在であることを明かしました。
なぜ山本由伸は“エースの象徴”と呼ばれるのか?

球界が驚いた「完投という美学」
現代野球では中継ぎリレーが主流となっている中、山本は自らの力で試合を締める“完投”という伝統の投球術を見事に体現しました。
9回を一人で投げ切るスタイルは、ドジャースにとっても大きな信頼の証です。
チームを救う冷静さと強さ
初回の無死一・三塁のピンチを切り抜けた場面では、冷静な判断と完璧な制球が光りました。
速球、スプリット、カーブを自在に操り、ブルージェイズ打線を完全に封じ込めました。
特に4回以降はノーヒットピッチングで、試合の流れを完全に掌握しました。
契約に見合う「真のエース」
投手として史上最高額の契約を結んだ山本にとって、この結果は「期待以上の証明」です。
高額契約に伴うプレッシャーを力に変え、最も重要な舞台で圧倒的な結果を出す姿は、ドジャースにとってもチームの象徴そのものです。
463億円の男、山本由伸の価値はどこにあるのか?
山本が示したのは、金額以上の「信頼」と「勝利を呼ぶ力」でした。
2戦連続での完投勝利は、チームの勢いを取り戻すだけでなく、メジャー全体に「エースの定義」を再認識させる出来事となりました。
また、契約初年度でこの結果を残したことは、ドジャースの補強戦略の正しさを証明するものでもあります。
山本由伸キケヘルナンデス語る驚異の成長まとめ
山本由伸投手が見せたワールドシリーズ第2戦での完投勝利は、まさに「463億円契約の価値」を体現するものでした。
無四球8奪三振、そして被安打4・失点1という完璧な内容で、ドジャースを勝利に導いた姿は“真のエース”そのものです。
キケ・ヘルナンデスが語った「成長ぶりは凄まじい」という言葉通り、山本は今やチームとファンに絶対的な信頼を与える存在へと成長しました。
この勢いのまま、シリーズ後半戦でも彼の右腕が勝利を呼び込むことが期待されています。
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よくある質問/Q&A
Q1:山本由伸の完投勝利はどれほど珍しい記録ですか?
A1:ポストシーズンで2試合連続の完投勝利は、2001年以来24年ぶりの快挙です。
Q2:463億円契約とはどのような契約ですか?
A2:山本由伸は12年総額3億2500万ドル(約463億円)の契約をドジャースと結んでおり、これは投手として史上最高額の契約です。
Q3:キケ・ヘルナンデスが語った評価のポイントは?
A3:キケは「契約に見合う価値がある」と語り、山本の成長と安定感、そしてチームへの貢献度を高く評価しました。
Q4:この試合がドジャースに与える影響は?
A4:1勝1敗のタイに戻したことでチームは勢いを取り戻し、エース山本の存在が精神的支柱となっています。
Q5:今後の山本由伸に期待されることは?
A5:シリーズ後半や来季にかけて、さらなる安定感と勝利数の積み上げが期待されています。彼のピッチングはドジャースの未来を左右する鍵となるでしょう。

