73イニング無休でフル出場の捕手ウィル・スミスとは?
現地時間11月1日に行われたワールドシリーズ第7戦。
4対4で迎えた延長11回、トロントの夜を切り裂いたのは山本由伸でも大谷翔平でもなく、ドジャースの捕手ウィル・スミスでした。
右腕シェーン・ビーバーから勝ち越しソロホームランを放ち、ドジャースの連覇を決めました。
スミスの凄さは、この一打だけではありません。
彼はシリーズ全7試合・計73イニングを捕手としてフル出場。
第3戦では18イニング、第7戦では11イニングを戦い抜き、7試合すべてでマスクを外さずに投手陣をリードしました。
まさに“アイアンマン”の名にふさわしい神業です。
なぜウィル・スミスは“影のMVP”と呼ばれるのか?
ワールドシリーズMVPは3勝を挙げた山本由伸でしたが、ファンや専門家の間では
「影のMVPはスミス」
との声が多く上がりました。
「個人的にスミスは影のMVPだと思う」
「山本の3勝もすごいけど、全試合フルマスクで決勝HRはえげつない」
「WSの間ずっと投手陣を支え続けた」
とSNS上でも称賛の声があふれました。
攻守両面での貢献に加え、過酷な捕手としての重責を担い続けたスミス。
彼の献身と耐久力がなければ、ドジャースの連覇は実現しなかったでしょう。
“アイアンマン捕手”が見せた精神力と勝負強さとは?
捕手というポジションは体力と集中力が最も要求されます。
スミスはシリーズを通して一度も休まず、延長戦を含む長時間の試合を支配しました。
第7戦の延長11回、静まり返ったトロントのスタンドに響いた決勝弾は、彼の精神的強さを象徴する一打でした。
投手ごとのリズムを読み、ブルペンの信頼を引き出すスミスのリードは、山本由伸、佐々木朗希、スネルらを最大限に活かす要因にもなりました。
チーム全体が彼を信じて戦ったことが、勝利の礎となりました。
海外メディアも称賛「彼のスイングがすべてを変えた」

米『AP通信』は「彼が放ったスイングがすべてを変えた」と報じ、英『ガーディアン』紙は
「11回の一発がドジャースの命運を決めた」
と伝えました。
米誌『Sports Illustrated』は
「敵地トロントに静寂を生んだホームラン」
とし、捕手としての耐久性と責任感を高く評価しました。
ドジャースウィルスミス影のMVPまとめ
ウィル・スミスは73イニング無休でマスクを外さず、延長11回で決勝弾を放った“影のMVP”。
彼の献身と耐久力、勝負強さは、ドジャースのワールドシリーズ連覇を支えた最大の原動力でした。
スター選手の陰で輝いた“鉄人捕手”の物語は、MLB史に刻まれる伝説となりました。
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Q&A
Q1:なぜウィル・スミスが「影のMVP」と呼ばれているのですか?
A:全試合フル出場し、捕手として73イニングを無休で戦い抜いた上に、第7戦で決勝ホームランを放ったためです。チームの精神的支柱として評価されています。
Q2:最も印象的な試合はどれですか?
A:第3戦の18イニングと第7戦の11イニングです。どちらも長時間試合で、スミスは最後まで集中力を切らさず、チームを勝利に導きました。
Q3:スミスの活躍は今後どう評価されるでしょうか?
A:山本由伸のMVP受賞と並び、スミスの「鉄人捕手」としての姿勢は、今後もMLBファンの間で語り継がれるでしょう。

