高山郁夫コーチが中日に復帰!どんな指導を行うのか?

中日ドラゴンズの新投手コーチとして、高山郁夫氏(63)が秋季キャンプに合流しました。
オリックス時代にドジャース・山本由伸投手(27)の育成を支えた名伯楽として知られ、今回は2度目の中日復帰です。
ナゴヤ球場でのブルペンでは根尾昂投手や高橋宏斗投手の投球を見守り、「見ること」に徹する姿勢を見せました。
高山コーチは「防御率2.97という数字は決して悪くない。伸び盛りの選手が多く、成長の余地は十分にある」と評価しています。
「頑固さ」が一流投手を育てる理由とは?
高山コーチが印象深く語ったのは、オリックス時代に育てた山本由伸投手の「頑固さ」でした。
「これと決めたことをやり抜く頑固さがあった」
と述べ、山本投手が信念を持って取り組んでいた姿勢を回想しました。
特に、山本投手が行っていたやり投げトレーニングなど、独自の方法を貫く姿を
「彼の練習を見たまま真似しても難しい」
と話しつつ、
「これをやっていくというものを持った人間は強い。指示待ちの人はどこかで迷う」
と強調しました。
つまり、頑固さとは自己確立の証であり、成長を支える“ブレない軸”でもあるのです。
中日投手陣に求める「ブレない軸」とは?

高山コーチがドラゴンズ投手陣に求めるのは、
「自分で考えてやり抜く力」
です。
与えられたメニューをただこなすのではなく、自らが信じるフォームや練習法を確立し、ブレずに続けること。
その積み重ねが、一流への道を切り開くと考えています。
「信じたものを貫ける選手ほど、壁にぶつかっても乗り越えられる」
と高山コーチ。
選手に寄り添いながらも、自主性を促す指導方針を徹底しています。
山本由伸から学ぶ「信念を持つ強さ」

山本投手は日本球界で3年連続最優秀防御率、そしてメジャー移籍初年度でワールドシリーズMVPを獲得。
その背景には、プロ2年目から
「自分で決めたことを貫く」
姿勢がありました。
高山コーチは、山本投手が
「一度決めたことを途中で変えない」
スタイルを貫き、フォームの微調整やトレーニング方法も自己判断で確立していった過程を高く評価しています。
この精神が、現在の山本由伸を支える最大の武器となっているのです。
山本由伸頑固だったまとめ
高山郁夫コーチが語る「頑固さ」とは、単なるこだわりではなく、信念を持ってやり抜く力のことです。
山本由伸が証明したように、「ブレない軸」を持った投手は、結果として一流へと成長します。
中日ドラゴンズ投手陣にも、その姿勢を根付かせたいという高山コーチの思いが、今シーズンの成長の原動力となるでしょう。
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Q&A
Q1:高山コーチが言う「頑固さ」とは?
A:自分で信じた練習法や考えを貫き通す“信念”のことです。受け身ではなく、自分で決めて続ける姿勢を指します。
Q2:山本由伸投手の頑固さの具体例は?
A:独自のやり投げトレーニングや緻密なフォーム修正を、自ら考え抜き一貫して続けた点です。
Q3:高山コーチが中日に求めるものは?
A:選手一人ひとりが「自分の軸」を持ち、指示待ちではなく自ら成長を選ぶ姿勢です。
Q4:高山コーチの指導が今後どう影響する?
A:山本由伸を育てた経験が、若手投手の成長促進や投手陣の底上げにつながると期待されています。

