山本由伸がまたも“ノーヒッター目前”で悲劇?オリオールズ戦で掴んだ快挙の幻
山本由伸投手は、2025年9月6日(日本時間同7日)の敵地オリオールズ戦で9回2死までノーヒットノーランを継続し、何度も打者を圧倒する快投を見せました。
10奪三振の好内容で、あと一人という場面まで迫ったのですが、ジャクソン・ホリデイ選手の本塁打により快挙は消滅。
その後の継投も振るわず、4-3の逆転負けを喫しました。
この“あと一球”の悲劇は、チームの勝負強さを欠いた結果とも言えます。
グラスノー&トライネンによる連日の“幻ノーヒッター” ロッキーズ戦に迫る

そのわずか2日後、ドジャースは本拠地でロッキーズと対戦。
先発のタイラー・グラスノー投手が7回まで無安打の快投(11奪三振)を見せ、続くブレイク・トライネン投手も8回をヒットなしで繋ぎました。
しかし、9回にタナー・スコット投手が先頭打者に二塁打を許したことで、再び“あと一人でノーヒッター”という快挙が消滅。
それでもチームは3-1で逆転勝利を収めています。
3試合で2度の“9回ノーヒッター消滅”は“MLB史上初”?不名誉な記録にも前向きな志向で
MLB公式記者サラ・ラングス氏によれば、3試合のスパンで2度“9回でノーヒッターの夢が消える”というのは、ドジャースとして初めての“不名誉な記録”とのことです。
チームとしては屈辱とも捉えられる展開ですが、それでも両試合とも最後には勝利している点に注目すると、“勝利にこだわるチームの強さ”とも読み取れます。
なぜドジャースは“あともう少し”の投球ができたのか?投手陣と継投の背景
- 山本由伸投手は高精度な変化球と制球力で打者を封じたが、疲労や継投タイミングによる圧力が影響した可能性もあります。
- グラスノー投手は8回まで完全に抑えた一方で、9回初球の甘い二塁打で連続の快挙消滅。理想の継投とはいえども、極限の場面でのわずかな乱れが結果を左右しました。
山本由伸グラスノー幻のノーヒッターまとめ
ドジャースは「山本由伸投手のあと一球でノーヒッター」「グラスノー&トライネンによる8回までの無安打連続」という、まさに“あと少し”の投球成果を2度味わうことになりました。
しかし、どちらも最終的に勝利を収めており、敗北ではなく“勝利への執念”としてポジティブに捉えることができます。
今後の投手起用や勝負どころでの戦い方にも注目が集まります。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ
よくある質問/Q&A
Q1:ドジャースは本当にMLB史上初めて“3試合で2度、9回でノーヒッターを逃した”のですか?
はい。MLB公式記者の情報によると、同一チームが短期間で2度「あと一人」「あと一球」でノーヒッターが消滅した例は、ドジャースが初とのことです。
Q2:山本由伸投手はあとどれくらいでノーヒッターを達成できそうだったのですか?
山本投手は8回2/3、つまりあと1人を残すところでした。あと一球でのノーヒッター達成という、非常に惜しい内容でした。
Q3:ドジャースにノーヒッターは今年まだないのですか?
はい。2025年シーズンに現在までドジャースは完全なノーヒッターを記録していませんが、今回のように“あと少し”の快投はいくつか見られます。
Q4:次の登板に向けて注目すべきポイントは何ですか?
投手のスタミナ管理と継投のタイミング調整が鍵となります。あと少しの局面で勝利へつなぐための戦略性が今後の焦点です。