ドジャースはなぜ崖っぷちから勝利をつかめたのか?
ワールドシリーズ第6戦(現地10月31日、トロント)で、ロサンゼルス・ドジャースが敵地でブルージェイズを3対1で下し、通算3勝3敗のタイに持ち込みました。
先発の山本由伸投手が6回5安打1失点、6奪三振の好投を披露。
中継ぎ陣がリードを守り抜き、最後はグラスノー投手が圧巻のセーブを決め、チームは2年連続の世界一へ望みをつなぎました。
山本由伸はどうやってブルージェイズ打線を封じたのか?
山本投手は初回、一死から三塁の失策で走者を背負うも、3番ゲレロJr.を三ゴロ併殺で仕留めて無失点スタート。
2回は4番ビシェットを空振り三振に抑えるなど3者凡退。
3回に7番バーガーの二塁打から1点を失いましたが、その後は要所を締めました。
6回には観客乱入による2分間の中断がありながらも、最後はバーショをスプリットで三振に仕留め、ピンチを脱出。
6回96球、5安打1失点、6奪三振、1四球と力投を見せ、ポストシーズン防御率は1.56に。
安定した投球でチームを救いました。
9回のピンチをどう切り抜けたのか?

7回は左腕ロブレスキが無失点でつなぎ、8回から登板した佐々木朗希投手がピンチを凌ぎました。
しかし9回、先頭打者に死球、続く打者に二塁打を許し無死二、三塁の大ピンチ。
ロバーツ監督はここでグラスノーを投入しました。
203センチの長身右腕は8番クレメントを一飛、9番ヒメネスの左直が併殺となり、見事無失点で締めました。まさに“圧巻のセーブ”でした。
大谷翔平はどんな働きを見せたのか?
大谷翔平選手は初回の第1打席で空振り三振。3回の第2打席では申告敬遠を受けましたが、これがスミスの先制打につながりました。
5回の第3打席は一ゴロ、8回の第4打席では左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、勝利への流れを後押ししました。
この勝利が持つ意味とは?
この勝利により、ドジャースはシリーズを3勝3敗のタイに戻し、2年連続の世界一へ“逆王手”。
山本由伸投手がワールドシリーズ通算3勝目を挙げたことで、日本人投手としての歴史的記録を更新しました。
佐々木朗希投手も重要な場面で登板し、日本人投手の存在感がチーム全体を支えています。
まさに「日本人トリオ」が世界一奪還への希望をつないだ試合となりました。
ドジャース総力戦逆王手まとめ
ドジャースが崖っぷちから見せた“総力戦”の勝利。
山本由伸投手の冷静なピッチング、佐々木朗希投手の闘志、グラスノーの圧巻セーブ。
そして大谷翔平選手の存在感。
すべてが噛み合い、チームを最終決戦へ導きました。
この勢いのまま第7戦でも勝利を重ね、2年連続の世界一達成が期待されます。
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Q&A(よくある質問)
Q1:山本由伸投手の成績は?
A1:6回96球、5安打1失点、6奪三振、1四球でWS通算3勝目です。
Q2:佐々木朗希投手はどうでしたか?
A2:8回から登板し、9回のピンチを招きましたが、グラスノーの救援で無失点に終わりました。
Q3:グラスノー投手の内容は?
A3:無死二、三塁のピンチを一飛と併殺で締め、見事セーブを記録しました。
Q4:この勝利でドジャースはどうなりましたか?
A4:通算3勝3敗のタイに戻し、第7戦で連覇を懸けた最終決戦へ進みます。
Q5:大谷翔平選手の見せ場は?
A5:申告敬遠からの先制機を演出し、8回には左中間フェンス直撃の二塁打を放ちました。

