なぜワールドシリーズが第7戦までもつれたのか?
ドジャースは10月31日(日本時間11月1日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に勝利し、対戦成績を3勝3敗のタイに戻しました。
これにより、勝った方が世界一となる運命の第7戦が決定しました。
WSが第7戦までもつれ込むのは史上45度目。勝者決定戦としては通算41度目(かつて9試合制の時期があったため)となります。
21世紀に入ってからは今回が8度目で、直近では2019年のアストロズ対ナショナルズ以来です。
ドジャースは第7戦で苦戦傾向?過去データは?

ドジャースはポストシーズンにおける第7戦で通算10試合中5勝5敗と五分。
しかし、ワールドシリーズに限ると2勝5敗と苦戦しています。
これまでのデータを見ると、ドジャースにとって第7戦は決して得意な舞台ではないことがわかります。
それでも、もし勝利すれば1998〜2000年のヤンキース以来、25年ぶりとなるワールドシリーズ連覇の快挙です。
球団史上初の2年連続制覇を懸けて、まさに歴史的な一戦となります。
ブルージェイズの勢いと第7戦の相性は?
一方のブルージェイズは、ポストシーズンでの第7戦が過去2試合あり、1勝1敗。
今年のア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)でも第7戦までもつれ込み、見事勝利を収めてワールドシリーズ進出を決めています。
流れと勢いは確実にブルージェイズ側にもあります。
勢いを維持するブルージェイズに対し、経験と総合力で上回るドジャース。
まさに「実績 vs 勢い」の構図が浮かび上がります。
ホームアドバンテージはどこまで影響する?
MLB公式サイトによると、ポストシーズンで「勝ったチームがシリーズ突破」となる試合では、ホーム球場のチームが69勝67敗とほぼ互角。
7戦4勝制のシリーズに限定すると31勝29敗と、ホームアドバンテージはわずかしかありません。
今回の第7戦はブルージェイズの本拠地・ロジャースセンターで行われますが、データ的にはホームの有利性は限定的。
最終的に勝敗を分けるのは、集中力と一瞬の判断力になりそうです。
ドジャース敵地で逆王手まとめ
ドジャースが敵地で第6戦を制し、ついにワールドシリーズは第7戦へ。
過去のデータではやや分が悪いものの、25年ぶりの連覇という偉業がかかる一戦です。
ブルージェイズも勢い十分で、どちらが勝っても不思議ではありません。
勝利の女神が微笑むのは経験豊富なドジャースか、それとも勢いあるブルージェイズか。MLBファン必見の歴史的一戦となります。
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よくある質問/Q&A
Q1:今回のワールドシリーズが第7戦まで進むのはどれくらい珍しいのですか?
→ WSが第7戦までもつれたのは史上45回目。21世紀では8回目の出来事です。
Q2:ドジャースの第7戦での戦績は?
→ ポストシーズン通算では5勝5敗ですが、ワールドシリーズ限定では2勝5敗と苦戦しています。
Q3:ホームチームの勝率はどのくらい?
→ シリーズ決定戦ではホームチームの勝率は約50%で、明確な有利性はありません。
Q4:連覇を達成すればどれくらいぶり?
→ MLBでの連覇は1998〜2000年のヤンキース以来、25年ぶりになります。
Q5:第7戦の試合はどこで行われますか?
→ ブルージェイズの本拠地、カナダ・トロントのロジャースセンターで開催されます。

