こんにちは。ロサンゼルス・ドジャースは、世界中の野球ファンにとって非常に有名な球団ですが、その親会社やオーナーシップについてはあまり知られていません。
ドジャースの親会社は誰なのでしょうか？
ドジャースのオーナーはどのように球団を経営しているのでしょうか？
今回は、この著名な球団の所有権と経営の裏側について深掘りしてみましょう。
ドジャースの親会社はグッゲンハイム・ベースボール・マネジメント
ドジャースの親会社は、グッゲンハイム・ベースボール・マネジメント（Guggenheim Baseball Management, GBM）というグループです。
このグループは、2012年にドジャースの所有権を獲得しました。
その際に支払った金額は、なんと20億ドル（約2,200億円）という史上最高額でした。
GBMは、ドジャースを購入する目的で特別に設立されたグループで、主要なメンバーには、以下の人物がいます。
- マーク・ウォルター（Mark Walter）：会長兼最高経営責任者（CEO）。グッゲンハイム・パートナーズの創業者であり、金融界の大物です。
- マジック・ジョンソン（Magic Johnson）：副会長。NBAのレジェンドであり、ビジネスマンとしても成功しています。
- スタン・カステン（Stan Kasten）：社長兼最高執行責任者（COO）。元アトランタ・ブレーブスやワシントン・ナショナルズの社長であり、スポーツ経営のベテランです。
- ピーター・グーバー（Peter Guber）：パートナー。映画プロデューサーであり、ゴールデンステート・ウォリアーズやロサンゼルスFCの共同オーナーでもあります。
- ボビー・パットン（Bobby Patton）：パートナー。テキサス州の石油王であり、不動産や牧場などの事業も展開しています。
- トッド・ボーリー（Todd Boehly）：パートナー。グッゲンハイム・パートナーズの元社長であり、現在は自身の投資会社を経営しています。
ドジャースのオーナーシップは多様化と拡張を続けている
GBMは、ドジャースのオーナーシップを独占しているわけではありません。
近年、オーナーシップグループには、以下のような人物が少数株を取得して参加しています。
- ビリー・ジーン・キング（Billie Jean King）：元テニスプロであり、女性スポーツのパイオニアです。
- イラナ・クロス（Ilana Kloss）：ビリー・ジーン・キングのパートナーであり、元テニスプロです。
- アラン・スモリンスキー（Alan Smolinisky）：不動産開発業者であり、ドジャースのファンです。
- ロバート・L・プラマー（Robert L. Plummer）：建設会社のオーナーであり、ドジャースのファンです。
これらの人物は、ドジャースのオーナーシップをより多様化し、新たな視点や経験をもたらしています。
また、彼らはドジャースの経営に直接関与するわけではなく、GBMのメンバーに任せています。
ドジャースの経営は成功と挑戦の歴史
GBMの下で、ドジャースは顕著な成功を収めています。
2013年にタイム・ワーナー・ケーブルとの大型テレビ契約を締結し、新しい地域スポーツネットワーク、SportsNet LAを立ち上げました。
また、チームは2013年から2020年まで8年連続で地区優勝し、2020年には32年ぶりのワールドシリーズ優勝を果たしました。
一方で、ドジャースの経営にはいくつかの課題もあります。
SportsNet LAは、他のケーブル会社との配信契約がなかなか結ばれず、多くのファンがドジャースの試合を視聴できない状況が続いています。
また、ドジャースは高額な選手年俸を支払っており、2020年の年俸総額は2億4,000万ドル（約260億円）に達しました。
これは、MLBのラグジュアリー・タックス（贅沢税）の基準額を大幅に超えており、ドジャースは税金として約2,000万ドル（約22億円）を支払わなければなりませんでした。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信！ショウタイムズはコチラ
ドジャース親会社まとめ
ドジャースの親会社は、グッゲンハイム・ベースボール・マネジメントというグループで、スポーツやビジネスの世界で名高い人物たちによって構成されています。
彼らのリーダーシップの下、ドジャースは今後もMLBの最前線で活躍し続けることでしょう。
このような背景を持つ球団の試合は、ただのスポーツイベント以上の意味を持っています。
ファンにとっては、彼らのビジョンと実行力が、ドジャースのチームカラーやロゴに込められた情熱や誇りを表現しています。
ドジャースの親会社やオーナーシップについて知ることで、ドジャースの試合をより深く楽しむことができるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント