こんにちは、今日は銀行の地図記号についてお話ししたいと思います。
銀行の地図記号とは?
銀行の地図記号とは、昭和30年以降に廃止された記号で、円の中に「銀」という漢字が書かれたものです。
この記号は、1万分の1縮尺の地形図では引き続き使用されていますが、2万5千分の1縮尺の地形図では使用されていません。
廃止された?
では、なぜ銀行の地図記号は廃止されたのでしょうか?
それは、銀行が増えすぎて地図上で見分けがつかなくなったからです。
昭和30年代には、日本では高度経済成長が始まり、金融業界も活況を呈しました。
その結果、銀行や信用金庫などの金融機関が急増し、地図上では銀行の地図記号がごちゃごちゃと重なってしまいました。
そこで国土地理院は、銀行を含む官公署や商業施設などを一括して「官公署」の記号で表すことにしました。
官公署の記号
「官公署」の記号は、漢字の「公」の古い字体を図案化したもので、国や地方の役所を表す記号です。
しかし、この記号は外国人にとって分かりにくいという問題がありました。
そこで2016年には外国人観光客の増加や2020年東京オリンピックを見据えて、外国人向け地図記号が定められました。
この中には銀行を表す記号もあります。
この記号は、円の中に「$」という記号が書かれたもので、外国人にとって分かりやすいと考えられています。
銀行地図記号まとめ
銀行の地図記号は、昭和30年以降に廃止された記号で、円の中に「銀」という漢字が書かれたものです。
この記号は、銀行が増えすぎて地図上で見分けがつかなくなったために、官公署の記号に統一されました。
官公署の記号は、漢字の「公」の古い字体を図案化したもので、国や地方の役所を表す記号です。
しかし、この記号は外国人にとって分かりにくいという問題がありました。
そこで2016年には外国人向け地図記号が定められました。
この中には銀行を表す記号もあります。
この記号は、円の中に「$」という記号が書かれたもので、外国人にとって分かりやすいと考えられています。
銀行の地図記号は、日本や世界の歴史や経済に深く関わっており、興味深い話題がたくさんあります。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました!
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