井上尚弥、ラスベガスで世界が熱狂!歴史的勝利で世界記録を更新
2025年5月4日(日本時間5日)、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手(大橋ジム)が、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位のラモン・カルデナス選手(米国)との防衛戦に挑み、8回TKO勝利を収めました。
この勝利により、井上選手は世界戦通算23KOを達成し、元ヘビー級王者ジョー・ルイスの記録を77年ぶりに更新しました。
井上尚弥はダウンからどう立ち直ったのか?
試合は初回から井上選手が高速ジャブでペースをつかみましたが、2回にはカルデナス選手の右ストレートを受けて鼻血を出し、さらにカウンターの左フックでキャリア2度目となるダウンを喫しました。
会場が騒然とする中、井上選手は冷静さを取り戻し、4回から再び攻勢に出ました。
7回には右ショートでダウンを奪い、8回には猛攻でレフェリーストップに持ち込みました。
世界戦通算23KOで77年ぶりの歴代最多記録を樹立!
今回の勝利で井上選手は世界戦23KOとなり、歴代最多記録を持っていたジョー・ルイスの記録を77年ぶりに更新しました。
さらに、世界戦25連勝(歴代3位タイ)、世界戦通算25勝(歴代5位タイ)と、数々の記録を打ち立てています。
井上選手の偉業は、まさに現代ボクシング界の金字塔といえるでしょう。
次戦は9月14日、アフマダリエフ戦が日本で実現へ?
試合後、井上選手は
「次は9月にアフマダリエフと戦います」
と明言しました。
対戦相手となるムロジョン・アフマダリエフ選手は、元WBA&IBF統一王者で現在はWBA暫定王者。
試合は9月14日に日本で開催される予定で、注目の一戦となりそうです。
さらに、年末には5階級制覇を懸けた英国の王者ニック・ボールとのサウジアラビア決戦、来春には中谷潤人選手との東京ドーム対戦プランも浮上しています。

カルデナスの挑戦と井上尚弥の貫録
ラモン・カルデナス選手は、デリバリー配達で生計を立てながらチャンスを掴んだ苦労人で、今回が悲願の世界初挑戦でした。
井上選手のキャリアにおいても、まさかのダウンという試練を与えた意味ある相手となりましたが、最終的には王者の実力差を見せつける形で試合を終えました。
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井上尚弥23KO77年ぶり世界記録更新まとめ
井上尚弥選手は、ラスベガスの大舞台でラモン・カルデナス選手に8回TKO勝利を収め、世界戦通算23KOという歴史的快挙を成し遂げました。
これにより77年ぶりの世界記録を塗り替え、ボクシング史にその名を刻みました。
次戦は9月に日本でアフマダリエフ戦が予定されており、さらに年末・来春とビッグマッチが続く見込みです。今後もモンスター井上尚弥から目が離せません。
よくある質問(Q&A)
Q1: 井上尚弥の次の試合はいつですか?
A1: 2025年9月14日にムロジョン・アフマダリエフ選手と日本で対戦予定です。
Q2: 今回の試合でどんな記録が更新されたのですか?
A2: 世界戦通算23KOを達成し、77年ぶりにジョー・ルイスの世界記録を更新しました。
Q3: 試合中に井上尚弥はダウンしましたか?
A3: はい。2回終盤にカウンターを受けてダウンしましたが、その後立て直し8回TKOで勝利しました。
Q4: 今後の試合スケジュールはどうなっていますか?
A4: 9月にアフマダリエフ戦、日本での開催予定。年末にサウジでニック・ボール戦、来春に中谷潤人戦の構想があります。
Q5: ラモン・カルデナスはどんな選手ですか?
A5: アメリカ出身の苦労人ボクサーで、今回が世界初挑戦。デリバリー配達で生計を立てながらチャンスを掴みました。
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