こんにちは。今回は、京都府長岡京市にある長岡京駅についてご紹介します。
長岡京駅は、JR西日本の東海道本線と阪急京都線が乗り入れる駅で、京都市内や大阪方面へのアクセスが便利な駅です。
しかし、この駅は以前は「神足駅」という名前でした。なぜ神足という名前だったのでしょうか?
そして、なぜ長岡京に改称されたのでしょうか?
今回は、神足駅の歴史と由来に迫ってみたいと思います。
神足駅の開業と空襲
神足駅は、1931年に開業しました。
当時は、旅客・貨物の取り扱いを行っていました。
1945年には連合国の戦闘機による空襲で被害を受けたこともあります。
空襲で焼け落ちた木造駅舎は、戦後にコンクリート製のものに建て替えられました。
神足という名前の由来
神足という名前の由来は、桓武天皇が夢の中で神が田村の地に降り立ち、宮中を襲う魔物を防いでいる様子を見たことに関係しています。
桓武天皇は、この夢をもとに田村を「神足」と名付け、その地に宮殿を建てました。
この宮殿が長岡天皇宮(長岡京)です。
神足は、長岡京市内では最も古い地名であり、古代から中世まで重要な役割を果たしてきました。
長岡京への改称
1972年に長岡京市が市制施行されたことを機に、1995年に長岡京駅に改称されました。
これは、市民からの要望や観光振興などの理由があったそうです。
しかし、神足という名前は完全に消えたわけではありません。
神足駅当時に使われていた駅名標は、現在神足公民館前に保存されています。
また、近くには神足神社や神足公園などもあります。
神足駅まとめ
今回は、長岡京駅の旧名である神足駅についてご紹介しました。
神足駅は、古代から中世まで日本史に関わる重要な地名であり、その歴史や由来は非常に興味深いものです。
長岡京市を訪れた際には、ぜひ神足駅跡や周辺の施設を見てみてください。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました!
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