ドジャースのレジェンド左腕カーショーがオフに引退の難しい決断を語ったのはなぜ?
ロサンゼルス・ドジャース一筋18年のレジェンド左腕、クレイトン・カーショー投手(37歳)が、米メディア「Jomboy Media」のインタビューで引退について心の内を激白しました。
近年は左肩や左膝、足の指など数々の故障に見舞われてきましたが、熟練の投球術で見事に復活し、今季は19試合に登板して10勝2敗、防御率3.27と安定した成績を残しました。
そのうえ、7月2日にはメジャー通算3000奪三振を達成し、20人目の快挙を果たしています。
「家とグラウンドの板挟み?家族と共に決める“難しい決断”とは?」

MCから
「重大な決断は妻のエレンさんとするのか」
と問われたカーショーは、
「結局はエレンとだね」
と答えました。
次男チャーリーさんが野球好きになったことや、長女キャリちゃんが新しい学校へ通い始めたことなど、家族の事情が引退を考える重要な要素になっていると語りました。
オフシーズンには家族が何を望んでいるのかを話し合って決めているそうです。
家とグラウンド、どちらにも身を置きたい。
しかし
「どっちも十分にできていない」
と葛藤があるそうです。
オフに帰宅すると“練習すべきかな”と思い、グラウンドにいると“家にいるべきか”と罪悪感を感じることがあると正直に語りました。
そんな中でも、エレンさんが子ども4人の育児を担いながら
「野球に100%集中して」
と支えてくれたからここまでできたと、彼女への深い感謝を明かしています。
「“楽しむこと”が原動力。いつか終わりは来るけれど、今は…」
ホームでもビジターでも、エレン夫人や子どもたちがスタンドから見守る姿にも支えられているカーショー。
子どもたちが遠征で新たな街に触れることは
「ずっと忘れない経験になる」
と語り、家に閉じこもらないことの価値を挙げました。
「いつか終わりは来るけれど、今はただ楽しんでどこまでプレーできるかやってみるだけ」
と前向きな思いを述べました。
さらに、現在ドジャースには山本由伸、タイラー・グラスノー、ブレーク・スネル、大谷翔平といった実力派先発陣がそろい、ポストシーズンでのローテ争いは熾烈です。
その中でカーショーは
「首脳陣に判断を悩ませるくらいのピッチングを続け、それが終わったら自分も難しい決断をするだろう」
と、自らの去就に向けた決意も示しました。
カーショー引退の行方まとめ
カーショーは、故障を乗り越え再び輝きを放ちながらも、家族とともに歩む人生を大切にし、引退という現実と向き合っています。
レジェンドとしての誇りと、父としての責任の狭間で揺れる心境は、多くのファンに感動を与えています。
今後の去就に注目が集まりますが、彼の前向きな姿勢はドジャースファンに希望を与え続けています。
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よくある質問/Q&A
Q1. カーショーは今季何勝したのですか?
A. 今季は19試合に登板し、10勝2敗、防御率3.27を記録しています。
Q2. 3000奪三振はいつ達成しましたか?
A. 7月2日にホワイトソックス戦でメジャー通算3000奪三振を達成しました。
Q3. 引退の決断はいつする予定ですか?
A. カーショー自身は「オフに家族とよく話し合う」と述べており、オフシーズン中に判断される見通しです。
Q4. カーショーを支える家族の存在は重要ですか?
A. はい。妻エレンさんが育児を担いながら「野球に100%集中して」と常に支えてくれていることで、現在のプレーが可能になっていると語っています。
Q5. 今後もプレーを続ける可能性はありますか?
A. 「今はただ楽しんでどこまでプレーできるかやってみるだけ」と前向きな姿勢を見せており、現時点で引退への明確な決断はしていません。