カーショーはなぜ今季本拠地初勝利を飾れたのか?
今季2勝目を挙げると同時に、通算214勝目をマークし、メジャー通算3000奪三振まであと8と迫る節目の快投でした。
この日のカーショーは、初回こそ四球で走者を出すも、併殺打でピンチを切り抜け、以降も二塁打などで出塁を許しながら冷静に対処。
スコアボードに「0」を並べ続け、ゲームを完全に支配しました。
カーショーの投球術はなぜ衰えないのか?
特に伝家の宝刀カーブに加え、スライダーやチェンジアップを駆使し、緩急と緻密なコース取りで打者のタイミングを巧みに外しました。
今季は術後復帰で調整が続く中でも、投球数を抑えながら長いイニングを投げ切る省エネスタイルを確立。
経験に裏打ちされた投球術が、年齢や球速を超えた存在感を示しています。

家族へのジェスチャーに込められた想いとは?
7回の投球を終えたカーショーは、ベンチに戻る際にスタンドに向かって大きく両手を振りました。
そこにいたのは、エレン夫人と子どもたち。
手術やリハビリを経ての復活登板を支えてくれた家族への感謝を込めたジェスチャーでした。
試合後、カーショーは
と語り、勝利を家族に捧げる言葉で締めくくりました。
ファンとチームだけでなく、家族にも支えられていることを改めて感じさせる一幕でした。
手術からの復活劇はどのように実現したのか?
カーショーは昨年11月、左膝半月板と左足親指の手術を受け、今季はインジュアリーリスト(IL)からのスタートとなりました。
復帰登板は5月17日のエンゼルス戦で、約260日ぶりのメジャーマウンドとなりました。
調整登板を経て段階的に登板数を重ね、6月8日のカージナルス戦では5回1失点7奪三振の好投で今季初勝利を挙げています。
術後のリスク管理を徹底しながらも、内容は充実しており、今後のパフォーマンス向上も期待されています。

チームへの影響は?ドジャース先発陣の希望の光に
現在のドジャースは山本由伸、グラスノーら先発投手陣に故障者が相次ぎ、ローテーション再編を強いられている状況です。
そんな中、カーショーの安定感はまさに救世主的存在です。
監督のデーブ・ロバーツ氏も
と信頼を寄せており、今後のシーズン終盤に向けてベテランの力が重要な鍵になることは間違いありません。
次回登板で3000奪三振達成の可能性は?
次回の登板で一気に大記録を打ち立てる可能性もあり、注目が高まっています。
3000奪三振を達成すれば、メジャー史上20人目。
ドジャースの長い歴史の中でも初の快挙となります。
カーショー本拠地初勝利まとめ
クレイトン・カーショーは、手術を乗り越えて戻ってきたマウンドで本拠地初勝利を挙げ、チームと家族に最高の結果を届けました。
通算214勝、3000奪三振という大記録が目前に迫り、今後の登板から目が離せません。
ベテラン左腕の経験と技術が、混戦のナ・リーグ西地区を戦うドジャースにとって大きな支えとなるでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. カーショーの次回登板はいつ頃ですか?
A. 通常のローテーションに従えば、中4~6日での登板が見込まれ、6月20日前後が有力です。
Q2. カーショーはどのような手術を受けたのですか?
A. 左膝の半月板と左足の親指の複合手術を昨年11月に受けました。
Q3. カーショーは今季どのくらい投げていますか?
A. 6月14日時点で6試合に登板し、通算36イニングを投げ、防御率は3.25です。
Q4. 3000奪三振を達成すれば、どんな意味がありますか?
A. メジャー史上20人目の偉業であり、カーショーの殿堂入りがより確実なものになります。
Q5. カーショーの通算成績は?
A. 通算214勝、奪三振2992、防御率2点台をキープしており、現役最高峰の成績を誇ります。
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