クレイトン・カーショーは本拠地最後のマウンドでどんな記録を達成したのか?

ロサンゼルス・ドジャース一筋18年のクレイトン・カーショー投手(37)が、電撃的に今季限りでの引退を発表しました。
本拠地ラスト登板となった試合では、宿敵ジャイアンツ相手に新たなメジャー新記録を樹立しました。
フローレスを代名詞のカーブで空振り三振に仕留め、ジャイアンツ相手の通算奪三振数を「417」とし、歴代単独トップに。
ファンが総立ちとなる特別な瞬間でした。
カーショーの通算成績や偉業はどれほどすごいのか?
カーショーのキャリアは圧巻の数字で彩られています。通算222勝96敗、防御率2.54という成績は、1920年以降の先発投手の中でも歴代最良クラスです。
さらに、球団史上最多となる3039奪三振、3度のサイ・ヤング賞、そして勝率6割9分8厘という近代野球史上最高の勝率を記録しました。
WHIP1.02もまた、2000回以上を投げた投手の中でトップの数値です。
今季のカーショーはどのような復活劇を見せたのか?
左足の手術から復帰した今季、カーショーは再び輝きを放ちました。5月のエンゼルス戦で260日ぶりに復帰登板を果たすと、6月には18年連続勝利を記録。
さらに7月には通算3000奪三振を達成し、史上20人目の快挙を成し遂げました。
シーズン成績も19試合登板で10勝2敗、防御率3.53と安定。8月以降は負けなしの6連勝と、まさに有終の美を飾る投球を続けました。
引退会見でカーショーは何を語ったのか?
会見では、大谷翔平やフレディ・フリーマンら多くの仲間、そして家族が見守る中、カーショーは涙ながらに心境を語りました。
「普通はオフに決断するものだが、正直今年が最後になると感じていた。仲間を得られたことは特別で誇りに思う。本当に素晴らしかった」
とコメント。
野球人生の集大成にふさわしい言葉でファンとチームメートに感謝を示しました。
クレイトンカーショー本拠地ラスト登板奪三振メジャー新記録まとめ
クレイトン・カーショーは本拠地最後の登板で新記録を樹立し、堂々と現役生活に幕を下ろします。
圧倒的な成績と人間味あふれるキャラクターは、ドジャースファンのみならず世界中の野球ファンに深い感動を与えました。
まさに「唯一無二」のレジェンドとして、カーショーの名は永遠に語り継がれるでしょう。
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Q&A
Q1. クレイトン・カーショーの通算成績は?
通算222勝96敗、防御率2.54、3039奪三振、3度のサイ・ヤング賞受賞です。
Q2. 本拠地ラスト登板で達成した記録は?
宿敵ジャイアンツ相手の通算奪三振417で、歴代単独トップに立ちました。
Q3. 引退を決断した理由は?
家族と相談を重ね、今年が最後だと感じていたと語り、納得の上での決断でした。
Q4. カーショーはドジャースで何年プレーした?
2008年から2025年まで18年間、ドジャース一筋でプレーしました。