ラーズ・ヌートバーが語る「君が代」で実践した母の教えと侍ジャパンの重圧とは？

2025年6月8日

ヌートバー選手がWBC日本代表として感じたプレッシャーとは？

2023年のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で、日本代表「侍ジャパン」の一員としてプレーしたラーズ・ヌートバー選手は、日系アメリカ人として初めての代表入りを果たしました。

その舞台裏では、母・久美子さんからの厳しい教えがありました。

ヌートバー選手は、ムーキー・ベッツ選手のポッドキャスト番組「オン・ベース・ウィズ・ムーキー・ベッツ」に出演し、母から

「していいこととダメなことがある」

と言われたことを明かしました。

特に「君が代」の斉唱時には、

「絶対に規律正しくしなさい。そこではルールが違うんだから」

と教えられたといいます。

Pete Alonso hit 3 home runs in 2 games after Mookie's show 🔥

Lars Nootbaar makes a prediction for himself 😅

(via On Base with Mookie Betts) pic.twitter.com/LBUUN7uwxT
— Bleacher Report (@BleacherReport) June 6, 2025

母から教わった「日本のルール」とは？

ヌートバー選手の母・久美子さんは、日本の文化や礼儀作法について厳しく教えました。

例えば、国歌斉唱時の姿勢や、チームメイトへの敬意の払い方など、日本独特の「ルール」を守るように指導されました。

ヌートバー選手は、

「負けたらそれは負け。でも家族に恥をかかせるわけにはいかない」

と自分に言い聞かせ、重圧を感じていたと語っています。

引用元:X.com

チームメイトとの交流で緊張を和らげた方法は？

日本代表に合流した当初、ヌートバー選手は緊張していましたが、大谷翔平選手や山本由伸選手との交流がその緊張を和らげました。

大谷選手が

「家族はどう？」

と声をかけたり、山本選手と食事に行ったりすることで、チームに慣れていったといいます。

また、練習前後のフィールドでのお辞儀についても、

「それは古いよ。もうしない。もっとリラックスしたものだよ」

と教えられ、日本の文化に対する理解を深めていきました。

ラーズ・ヌートバーが語る母の教え「恥をかかせるわけにはいかない」—日系アメリカ人として初の侍ジャパン入り、君が代で実践した母の言葉。

「家族のために、国のために、規律を守るんだ」と心に刻んだ重圧とチームメイトの支えに感謝。大谷翔平との再会にも笑顔。 pic.twitter.com/Nf7oBcPuYH pic.twitter.com/7syEA20mdO
— ショウタイムズ【公式】 (@shoutaimuzu) June 7, 2025