こんにちは。今日は、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手についてお話ししたいと思います。
大谷選手は、2017年12月に日本ハムファイターズからエンゼルスに移籍しましたが、皆さんは彼がなぜエンゼルスを選んだのかご存知ですか？
実は、大谷選手がエンゼルスと契約した理由は、以下の3つに分けられます。
1. エンゼルスの二刀流への理解
大谷選手は自身の二刀流という特殊なスタイルに対する理解を最も重視していました。
しかし、メジャーリーグでは二刀流を認める球団は少なく、大谷選手は多くの球団から「投手か打者かどちらかに専念してほしい」と言われました。
そんな中、エンゼルスは他の球団よりも柔軟に起用してくれると判断されたのです。
エンゼルスのエプラーGM（当時）は、大谷選手に対して二刀流をフルに生かすための「Connectivity（結び付き）」を強調しました。
エプラーGMは、チームの育成方針や選手とのコミュニケーション法について、モータースポーツのF1を例に挙げて大谷選手に説明しました。
エプラーGMはまた、大谷選手自身のスカウティング・レポートを書いて渡すなど、彼の能力を高く評価する姿勢を見せました。
このように、エンゼルスは大谷選手の二刀流に対して真剣に向き合い、彼の可能性を信じてくれたのです。
2. エンゼルスのチーム環境
大谷選手はエンゼルスのチーム環境にも魅力を感じたと言われています。
エンゼルスは、MLB屈指のスター選手であるマイク・トラウトやアルバート・プホルズなど、大谷選手が尊敬する選手が多く在籍していました。
トラウトやプホルズは大谷選手を温かく迎え入れ、彼と仲良くなりました。
トラウトは「彼は素晴らしい人間だ。彼と一緒にプレーできることが楽しみだ」と語りました。
プホルズは「彼は特別な才能を持っている。彼がどこまで成長できるか見守りたい」と述べました。
また、エンゼルスは日本人選手やアジア系選手が多く在籍しており、大谷選手が馴染みやすい環境だったとも言われています。
エンゼルスには、大谷選手の先輩である岩隈久志や田中将大、そして同僚である藤原恭大や鈴木大地など、日本人選手が4人もいます。
さらに、エンゼルスには台湾出身の陳偉殷や韓国出身の金廣鉉など、アジア系選手も多くいます。
これらの選手たちは大谷選手に対して親切に接し、彼をサポートしてくれました。
エンゼルスはロサンゼルス近郊に本拠地を置いており、日本からのアクセスや生活面でも便利だったと思われます。
ロサンゼルスは日本人やアジア人が多く住む街であり、日本食や日本文化も楽しめます。
このように、エンゼルスは大谷選手にとって居心地の良いチーム環境だったのです。
3. エンゼルスの契約条件
大谷選手はエンゼルスと契約した際に、最高額ではないものの231万5000ドル（約2億5000万円）の契約金を受け取りました。
しかし、大谷選手は契約金よりも将来的な年俸アップの可能性を重視していました。
エンゼルスと6年間の契約を結んだ大谷選手は、3年目以降は年俸調停資格を持ちます。
年俸調停資格とは、球団と選手が提示した年俸額を第三者が決める制度で、大谷選手はこれによって年俸を大幅に上げる可能性があります。
例えば、2019年に年俸調停資格を持ったマキシ・マンシーは、球団が提示した275万ドルから500万ドルに年俸を上げました。
また、2023年3月にエンゼルスのオーナーは、今季終了後にフリーエージェント（FA）となる大谷選手との契約延長を目指す考えを示しました。
オーナーは「彼もチームに残りたいという気持ちが必要。互いの思いが一致することが大事だ」と語り、大谷選手の価値を高く評価しています。
このように、エンゼルスは大谷選手に対して長期的なビジョンと見返りを提示して、彼の信頼を得たのです。
大谷翔平エンゼルス契約理由まとめ
エンゼルスは大谷選手に対して二刀流というスタイルに対する理解と、長期的なビジョンと見返りを提示し、彼の信頼を得たこと、マイク・トラウトやアルバート・プホルズなど、大谷選手が尊敬する選手が在籍していたことが入団の決めてとなったのではないかと思われます。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました！
コメント