なぜタティスへの危険球が続くのか?
ロイヤルズ先発マイケル・ロレンゼンの92.4マイル(約149キロ)のツーシームがすっぽ抜け、タティスは尻もちをついて回避。
幸い大事には至りませんでしたが、短期間に同一選手へ何度も死球・危険球が続いている点が問題視されています。
ドジャース戦の死球応酬は何が原因?
4連戦では合計7つの死球があり、両軍ベンチが度々警戒態勢に入りました。
特に19日の9回、ドジャースのジャック・リトルがタティスの右手首付近に死球を与え、両軍監督が激しく口論して退場処分。
報復とみられる行為が応酬する形となり、翌20日にロイヤルズ戦を控えたパドレス側の緊張感が極限まで高まっていました。
ロレンゼンのツーシームは故意だったのか?
ロイヤルズのロレンゼンは制球に苦しみ、2四球を与えた直後に危険球を投げました。
フォームやボールの軌道から“すっぽ抜け”とも取れる一方、タティス本人は試合後に
と発言。
故意性は薄いものの、累積する死球への苛立ちは消えません。
MLBの危険球対策と罰則はどうなっている?
今回のドジャース戦では両軍監督(デーブ・ロバーツ、マイク・シルト)が1試合、守護神ロベルト・スアレスが3試合の出場停止を受けました。
MLBは再発防止へ厳罰化を進めつつありますが、報復合戦の火種は消え切っていません。

今後の両軍の対立は激化する?
両軍のリリーフ陣は警告試合後も投球の内角攻めを弱めておらず、ファンやメディアはリーグ機構によるさらなる介入を求めています。
パドレスは若手主体の打線ゆえ、主砲タティスが欠ければ致命傷になりかねません。
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パドレスタティス危険球連発まとめ
タティスへの危険球問題は、単なる制球ミスでは片付けられない連鎖的な死球騒動へ発展しています。
ロレンゼンの投球が偶発的だったとしても、ドジャース戦での報復ムードが背景にある以上、MLBと両軍が明確な防止策を示さなければ同様の騒動は再燃するでしょう。
ファンとしてはフェアプレー精神と選手の安全が最優先される形での決着を期待したいところです。
よくある質問/Q&A
Q1. タティスはケガをしていますか?
A. 今回の危険球による骨折などの重傷はなく、試合後の検査で異常なしと判明しています。
Q2. MLBは故意死球をどう裁くのですか?
A. 警告試合の宣告後に再度危険球があれば、投手と監督の即時退場、数試合の出場停止や罰金が科されます。
Q3. 大谷翔平への死球処分は?
A. 大谷に当てたロベルト・スアレス投手は3試合の出場停止を受け、現在控訴中です。
Q4. 次の直接対決はいつ?
A. 両軍は7月上旬に再び対戦予定で、リーグも審判団も特別な警戒態勢を敷くとみられています。
Q5. 選手はどのように対策しているの?
A. フェイスガード付きヘルメットや厚めのリストガードを着用し、投球直前にバランスを崩しても回避できる姿勢を意識しています。
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