グラスノーはなぜ復帰戦で快投できたのか?

ロサンゼルス・ドジャースは9月8日(日本時間9日)、本拠地でロッキーズを相手に接戦を制し、見事な逆転勝利を収めました。
先発したタイラー・グラスノー投手は、背中の張りによる登板回避からわずか中2日でマウンドに立ち、7回を投げ無安打11奪三振という圧巻の投球を披露しました。
2回に犠牲フライで先制点を許したものの、その後は安定感抜群のピッチングで相手打線を封じ込みました。
ロバーツ監督も試合後、
「序盤はリズムを探していたが中盤以降は本当に素晴らしかった」
と高評価。
初めて組んだ捕手ロートベットとの息も合い、球種のキレや制球力を活かして完全に立ち直りました。
大谷翔平とベッツの活躍が勝利を呼んだ?
打線は序盤、相手先発ドーランダーに苦しみましたが、6回にフリーマンの適時打で同点に追いつくと、7回には大谷翔平選手の二塁打から好機を広げ、続くムーキー・ベッツが勝ち越しの2点タイムリーを放ちました。
この一打で試合の流れは完全にドジャースに傾き、チームは連勝を伸ばしました。
大谷はこの試合で四球と二塁打を記録し、チャンスメイクで存在感を発揮。ベッツとの連携はドジャース打線の強みを象徴する場面でした。
救援陣は信頼できるのか?
8回はトライネンが完璧に3者凡退に抑えましたが、9回に登板したスコットは先頭打者に二塁打を許し、一瞬ヒヤリとする展開に。
それでも後続を抑えて無失点で締め、勝利を守り切りました。
ロバーツ監督は
「タナーも良かった。低めのスライダーを拾われただけで、その後は弱い当たりでアウトを取れた」
と評価。信頼を失わず、引き続きチームの戦力として起用していく姿勢を示しました。
先発陣が今後の戦いの鍵になる?
ロバーツ監督は
「我々のチームは先発投手陣を軸にしているのは明らか」
と語り、山本由伸やグラスノーを中心とした先発陣の安定感が、今後の勝敗を大きく左右すると強調しました。
効率的に長いイニングを投げてくれることでリリーフ陣の負担が軽減され、理想的な継投が組めることが勝利の方程式だとしています。
監督は
「彼らがゼロを積み重ねれば打線が試合をこじ開けられる」
と語り、先発投手の存在感を改めて強調しました。
ロバーツ監督選手を信じるまとめ
ドジャースはグラスノーの快投と大谷・ベッツの勝負強さでロッキーズに逆転勝利しました。
ロバーツ監督は不安定さを見せる救援陣に対しても「選手を信じる」と語り、先発陣を中心に据えた戦い方を継続する方針です。
山本由伸やグラスノーらの安定感が、ポストシーズンへ向けた大きな鍵を握ることは間違いありません。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ
よくある質問/Q&A
Q1. グラスノーの登板は予定通りだったのですか?
A1. 本来はオリオールズ戦での先発予定でしたが、背中の張りで回避。中2日での復帰登板となりました。
Q2. スコットの起用は今後どうなるのでしょうか?
A2. ロバーツ監督は「信じている」とコメントしており、今後も重要な場面での登板が続くと見られます。
Q3. ドジャースの勝ちパターンはどうなっていますか?
A3. 先発陣が長いイニングを投げ、打線が終盤に勝負を決め、リリーフが抑えるという流れです。特に山本由伸とグラスノーの存在が大きな支えになっています。
Q4. 大谷翔平の役割は?
A4. 長打力と選球眼でチャンスメイクを担い、勝負どころで存在感を発揮しています。ベッツやフリーマンとの連携が打線の軸になっています。