2025年のMLB「Top Plays of 2025」で第19位にランクインしたのが、
ミゲル・ロハスが見せたワールドシリーズ第7戦・9回裏のホームでの守備です。
スコア同点、9回裏ツーアウト満塁。
一歩間違えればサヨナラ負けでシーズンが終わる場面で、ロハスはワールドシリーズを救うホームでのアウトを完成させました。
- なぜこの守備が“シリーズを救ったプレー”と呼ばれるのか
- ロハスの守備判断・位置取り・スローイングの凄さ
- キャリアを通じて積み上げてきた“職人型内野手”ならではの背景
を、わかりやすく解説していきます。
なぜミゲル・ロハスのワールドシリーズ第7戦守備は“シリーズを救ったプレー”なのか?
まず、この「ミゲル・ロハス ワールドシリーズ 第7戦 守備」がどれだけ重い場面だったのかを整理します。
- 舞台:ワールドシリーズ第7戦
- 回:9回裏
- スコア:同点
- 状況:一死満塁 → 守備シフト後にツーアウト満塁
- 打球方向:セカンド正面寄りへのゴロ
- 結果:ロハスがホームへ送球し、捕手がフォースアウトで失点を防ぐ
ここで1点でも失えばその瞬間にサヨナラ負け=ドジャースの連覇は消滅という状況です。
通常であれば、内野手側には強烈なプレッシャーがかかります。
しかしミゲル・ロハスは、
- 打球が来た瞬間に一塁ではなくホームに即決
- ステップを最小限に抑えたフットワーク
- 捕手の胸元にズドンと収まるノーバウンドに近い送球
を完璧に実行し、走者の足より一瞬早くボールをホームへ届けることに成功しました。
このワンプレーで試合は延長戦へ突入し、最終的にチームは勝利します。
だからこそ、この「ミゲル・ロハス ワールドシリーズ 第7戦 守備」は“ワールドシリーズを救ったプレー”と語られるのです。
9回裏満塁でミゲル・ロハスは何を読んでいたのか?

では、なぜロハスはあの瞬間に迷いなくホームへ投げられたのでしょうか。
ポイントは大きく3つあります。
- 打者の打球傾向と配球を頭に入れていたこと
ロハスほどのベテラン内野手は、打席ごとに
「このカウント・この球種なら、この打者はどの方向にどんな打球を打ちやすいか」
を常に頭に入れています。
9回裏のその場面でも、ロハスは“正面〜やや右寄りのゴロ”が来る可能性を想定していたと考えられます。 - 一歩目のスタートと体の向き
ロハスは最初から“ホームにも一塁にも投げられる体の向き”をつくって守っていました。
これにより、打球を捕った瞬間にステップをほとんど増やさずに送球動作へ移行できています。 - 状況判断の優先順位が明確だったこと
- アウトカウント:2アウト
- ランナー:三塁走者が全力スタート
- ゴロの強さ:ダブルプレーはギリギリのタイミング この条件が揃うと、理論上は「最優先はホームで1点を防ぐこと」になります。
ロハスは頭の中でそれを完全に整理した状態で守っていたからこそ、
“捕った瞬間にホーム一択”という決断ができたと考えられます。
なぜミゲル・ロハスは一塁ではなくホームへの送球を選んだのか?
同じ打球でも、二塁・一塁へ送ればゲームセットの可能性もありました。
それでもロハスが選んだのはもっともリスクが高く、難易度も高い「ホームへの送球」です。
この選択の裏には、データと経験に基づく勝率計算があります。
- 一塁送球 → サヨナラ負けのリスクはゼロだが、打球が僅かに弱かった場合は間に合わない可能性もある
- ダブルプレー → 完成すれば最高だが、送球のズレや足の速い打者など不確定要素が多い
- ホーム送球 → 走者との競争だが、野手側が完璧に決めれば確実に1点を防げる
つまり、ロハスは
「ここは確実に1点を防ぐことが最優先。多少リスクはあっても、ホームでアウトを取りに行くのがベスト」
という判断を瞬時に下しています。
その判断を支えたのが、これまで積み上げてきた
- 内野守備の経験値
- 打球処理の自信
- 送球精度へのセルフイメージ
であり、このすべてが噛み合った結果が「ミゲル・ロハス ワールドシリーズ 第7戦 守備」の神プレーなのです。
ミゲル・ロハスはどんな守備職人なのか?
このプレーが説得力を持つのは、ミゲル・ロハスが派手さより“堅実さと準備”で評価されてきた内野手だからです。
ロールプレーヤーから“勝敗を左右する守備職人”へ
ロハスはキャリアを通じて、
- 打撃ではスター選手ほどの数字は残さない
- しかし内野全ポジションを高いレベルで守れる
- ベンチからの信頼が厚く、終盤の守備固めで重宝される
という、いわゆる職人型ユーティリティ内野手として評価されてきました。
だからこそ、2025年のドジャースのようなタレント揃いのチームでも、
- 終盤リードの場面
- 大事な試合のディフェンス重視のオーダー
- 投手がゴロを打たせたい展開
で真っ先に名前が挙がる存在なのです。
データにも表れる“ミスの少なさ”
守備指標を見ても、ロハスは
- ゴロ処理の安定感
- スローイングの正確さ
- 難しいバウンドに対するエラーの少なさ
といった点で、長年にわたり高い評価を受け続けています。
2025年ワールドシリーズ第7戦のあの場面は、
そうした積み上げてきた守備力が最もドラマチックな形で表面化した瞬間と言えるでしょう。
ミゲル・ロハスのワールドシリーズ第7戦守備はドジャースの“守備文化”を象徴している?
この「ミゲル・ロハス ワールドシリーズ 第7戦 守備」は、
単に一人の選手のプレーにとどまらず、ドジャースというチーム全体の守備哲学を象徴するシーンでもあります。
- 打線は大谷翔平やムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンなどスターだらけ
- 一方で、守備ではロハスやエドマン、キケ・ヘルナンデスといった“職人タイプ”が脇を固める
- 「攻撃のスター」と「守備のスペシャリスト」が同じチームに共存している
ドジャースは、こうした「役割の最適化」に非常に優れた球団です。
その中で、ロハスは
「打撃でチームを引っ張るタイプではないが、
守備でシーズンをひっくり返すプレーを用意している選手」
というポジションを確立しました。
ワールドシリーズ第7戦での9回裏満塁の守備は、
その象徴としてMLB公式のTop Plays of 2025でNo.19に選出されるほどのインパクトを残したのです。
MLBTopPlaysNo19ロハスまとめ
「ミゲル・ロハス ワールドシリーズ 第7戦 守備」は、数字以上の価値を持つプレーです。
- ワールドシリーズ第7戦・9回裏満塁という極限の場面で、迷いなくホームに投げ込んだ判断力
- 一歩目のスタートと体の向きまで設計された、準備の賜物とも言える守備ポジショニング
- ロールプレーヤーとして積み重ねてきたキャリアが、最高の舞台で結実した瞬間
華やかな本塁打や三振とは違う形で、
「1点を防ぐことの価値」を世界に見せつけたのが、このミゲル・ロハスの守備です。
ドジャースファンにとっても、守備を愛する野球ファンにとっても、
このワンプレーは長く語り継がれる“守備の名場面”になっていくはずです。
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よくある質問 / Q&A
Q1.ミゲル・ロハスのワールドシリーズ第7戦守備は、なぜTop Plays of 2025でNo.19に選ばれたのですか?
A1.試合状況が「第7戦・9回裏同点・満塁」と極限で、失点=サヨナラ負けという場面だったからです。そこでロハスがホームでアウトを取ったことで、チームは延長戦に持ち込み最終的に優勝します。この“シリーズの行方を変えた守備”であることが評価され、Top Playsの一つに選ばれています。
Q2.あの場面で、セカンドゴロを一塁に投げていてもよかったのでは?
A2.理論上は一塁送球やダブルプレーも選択肢ですが、少しでも送球が乱れると走者の足が勝ってサヨナラ負けのリスクがあります。ロハスは「確実に1点を防ぐ」という優先順位を徹底し、もっとも成功確率が高いホーム送球を選んだと考えられます。
Q3.ミゲル・ロハスは打撃ではスターではないのに、なぜここまで評価されているのですか?
A3.ロハスは内野全ポジションを守れる守備職人で、エラーが少なく、終盤の守備固めや接戦での起用に最適な選手です。2025年ワールドシリーズ第7戦のように、1プレーでシーズンの価値をひっくり返す守備ができることこそ、彼が高く評価される理由と言えます。

