佐々木朗希のメジャー6度目の先発、結果はどうだった?
ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23)は、ナショナルリーグ中地区最下位のピッツバーグ・パイレーツを相手に6度目の先発登板を果たしました。
本拠地で初めてシティコネクトユニホームを着用してマウンドに上がり、5回2/3を投げて被安打5、奪三振4、四死球3、失点3(自責点3)。メジャー自己最多となる93球を投げる粘りの投球を見せましたが、待望のメジャー初勝利には届きませんでした。
なぜ佐々木朗希は初回に失点したのか?
立ち上がり、佐々木は1番打者オニール・クルーズに対して初球97マイル(156キロ)のストレートをセンターへ運ばれ、いきなり先頭打者本塁打を許しました。
しかし、その後は冷静に後続を断ち、初回を最少失点で切り抜けました。
先制点を取られた直後にもかかわらず、立て直すメンタルの強さが光りました。
逆転劇の裏で佐々木朗希が見せた粘りとは?
1回裏、ドジャース打線が奮起し、テオスカー・ヘルナンデスの同点タイムリーと相手エラーで逆転に成功。
リードをもらった佐々木は2回以降も粘り強い投球を続けますが、四球によるピンチを自ら招く場面もありました。
特に2回の無死一、二塁のピンチでは、パイレーツの拙攻に救われる形で無失点に抑えました。
勝ち投手の権利目前、何が誤算だったのか?
2対1とリードしたまま迎えた5回、佐々木は先頭打者への被安打からピンチを広げ、1番クルーズに再び痛打されます。
0-2と追い込みながらスプリットが落ちきらず、逆転の2点タイムリーを許してしまいました。
追い込んでからの決め球に苦労する場面が目立ったのが、惜しくも初勝利を逃す一因となりました。

メジャー最多93球、降板のタイミングは適切だった?
6回、80球台に突入しても佐々木はマウンドに上がり続けました。
2死を取った後、初の死球を与えたところでデーブ・ロバーツ監督がマウンドへ向かい、降板を告げました。
ベンチではチームメイトから温かく迎えられ、粘投を称えられました。メジャー初勝利はお預けとなったものの、価値ある登板となりました。
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佐々木朗希メジャー初勝利ならずまとめ
佐々木朗希投手は、本拠地でのパイレーツ戦にて6度目の先発に臨み、自己最多となる93球を投げ、5回2/3で5安打3失点という内容でした。
初回こそ失点を喫しましたが、落ち着いて試合を作る能力を見せ、また苦しい場面でも粘り強く投げ抜きました。
勝利こそ逃したものの、メジャーでの確かな成長を感じさせる登板となりました。
今後のさらなる飛躍に期待が高まります!
よくある質問/Q&A
Q. 佐々木朗希はなぜ初勝利を逃したのですか?
A. 追い込んだ後の決め球が甘く入り、タイムリーヒットを許したことが逆転を招きました。
Q. メジャー最多93球とはどのくらいの負担なのですか?
A. 佐々木にとっては過去最多であり、スタミナ面でも成長が求められる局面でしたが、内容的には十分合格点でした。
Q. 次回登板への課題は何でしょうか?
A. 追い込んだ後の球種選択と制球力を高め、決めきる能力をさらに磨くことが課題です。
Q. シティコネクトユニホームとは何ですか?
A. 各球団が都市の特色を取り入れてデザインされた特別ユニホームで、ドジャースも今回初めて着用しました。
Q. チーム内での評価はどうだったのですか?
A. ベンチに戻る佐々木に多くの選手が声を掛けるなど、粘投を称える雰囲気に包まれていました。
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