佐々木朗希、メジャーで奪三振ゼロ降板という異例の結果とは?
ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23)が、2025年5月9日(日本時間10日)のダイヤモンドバックス戦に先発登板し、5回途中でマウンドを降りました。
この試合で佐々木は、プロ入り後初となる奪三振ゼロでの降板という異例の結果となりました。
投球内容は5安打5失点、3四死球、奪三振ゼロ。投球数はわずか61球にとどまりました。
中5日登板が影響?球速や球威に変化はあったのか?
今回の登板は佐々木にとって初めての中5日での登板でした。最速は97.5マイル(約156.9キロ)、平均球速は94.8マイル(約152.6キロ)と、日本時代の水準を保ってはいましたが、制球の乱れが見られました。
球威そのものはあるものの、キレやコマンドが十分でなかった印象です。

試合の流れは?援護した打線と痛恨の満塁被弾
初回、佐々木はキャロルを三ゴロに仕留めたものの、2番マルテにソロホームラン、スアレスに2ランを浴び、3失点。
ドジャース打線はすぐに反撃し、2回にE・ヘルナンデスのソロ、大谷翔平の適時二塁打で同点。
3回には5点を奪い8-3とリードしました。
しかし、5回に佐々木が四球を与えて降板後、2番手バンダが満塁弾を浴び、試合は振り出しに戻りました。
乾燥・高温のアリゾナが投球に与えた影響とは?
この日の試合は屋根が開いた状態で行われ、試合開始時の気温は36度、湿度はわずか12%。
乾燥した空気と高温が、投手の握りや制球に悪影響を与えやすい環境でした。
佐々木は春季キャンプ中のアリゾナでのオープン戦では無失点に抑えていた実績もありましたが、本番の暑さはそれを上回っていたと考えられます。

今後に向けての課題は?中5日で見えた改善点とは?
佐々木にとって今回の登板は多くの収穫と課題があったといえるでしょう。
特に制球の精度、変化球のキレ、環境への適応力が求められます。
また、メジャーの過密日程に耐えるフィジカル面のコンディショニングも重要になります。
次回登板では、奪三振能力を取り戻し、ドジャースのローテーションに安定感をもたらす投球が期待されます。
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佐々木朗希プロ初奪三振ゼロまとめ
佐々木朗希投手は、中5日での登板でプロ初の奪三振ゼロという予想外の結果となりましたが、球速は健在であり、投手としてのポテンシャルは揺るぎありません。
環境やリズムの変化に適応し、次回登板では修正された姿を見せてくれることでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q1: 奪三振ゼロでの降板は佐々木朗希にとって初めてですか?
A1: はい、プロ入り後初めての奪三振ゼロでの降板となりました。
Q2: 今回の登板での球速はどうでしたか?
A2: 最速は97.5マイル(約156.9キロ)、平均球速は94.8マイル(約152.6キロ)でした。
Q3: なぜ早めに降板したのですか?
A3: 制球の不安定さと四球の後、ロバーツ監督が慎重な判断で交代を決断したと考えられます。
Q4: 次回登板はいつ頃になりそうですか?
A4: 通常のローテーション通りであれば、5日後の登板が予想されます。
Q5: 今後の課題は何ですか?
A5: 制球力の安定、変化球のキレ、環境への対応力が今後の課題となります。
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