大谷翔平は完全復活へ向け“パワーシンカー”を武器に二刀流復帰を目指す?
6月23日(日本時間)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が今季2度目の登板を果たし、1回を無安打無失点という圧巻の内容を見せました。
18球中12球がストライクという精密投球で、着実に感覚を取り戻していることが明白です。
なぜライブBPだけでなく実戦登板を行ったのか?
通常、手術明けの投手は打撃練習登板やマイナーでの調整を経てメジャー復帰を図りますが、大谷投手は今回、異例のスキップ登板とも言える形で実戦登場。
元投手経験者・藪恵壹氏も「異例中の異例」とコメントし、再調整には時間が必要と指摘しています。
パワーシンカー導入で肘への負担を軽減?
握り方や投げ方はツーシームに近く、右打者の膝元へ鋭く沈む縦変化を生み出します。
従来の横滑り系ツーシームよりも負荷が少なく、肘へのリスクを抑えつつ変化量を確保する狙いです。

スイングトレンド変更!縦変化を軸に変化球戦略を改善?
とはいえ、現在のMLBではアッパースイングが主流であるため、沈む球はバットに合いやすい構造に。
ここ一番でスイーパーを使う場面を取捨選択しながら、縦横織り交ぜた“技巧派100マイル”への調整が進んでいます。
今後の登板ペースはどうなる?
最速100マイルも記録していますが、これは“復帰アドレナリン”とも指摘され、今後は95–98マイル前後での安定感重視となる可能性があります。
大谷翔平が“100マイルの技巧派投手”になれる理由は?
要素 | 説明 |
---|---|
強力なストレート | 最大161 km/h(100マイル)を維持しつつ精度強化 |
パワーシンカー | 肘への負担軽減&右打者対応の縦沈み球 |
スイーパーのタイミング運用 | 横変化球を要所で使用し緩急をつける |
投打での相乗効果 | 登板後の打撃で完璧な二刀流を継続中 |
これらの要素が噛み合えば、大谷翔平は「100マイル級の技巧派投手」として完全復活できる十分な下地があります。
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大谷翔平100マイルの技巧派まとめ
大谷翔平投手は2回目の登板で圧巻の投球を披露し、打撃でも存在感を示しました。
パワーシンカーという新魔球を中心に、技術的な進化を遂げつつあります。
安全第一を貫くドジャースの調整方針のもと、投打両面での二刀流復活には期待しかありません。
よくある質問/Q&A
Q1:パワーシンカーとは何ですか?
A:ツーシームに似た握りで縦方向に沈む変化球。肘の負担を抑えつつ、打者の膝元を突く軌道が特徴です。
Q2:なぜ今までのスイーパーではダメだったのですか?
A:約2度の肘手術を経ており、スイーパーは肘への負担が大きく、故障再発のリスクがあります。
Q3:これから先の登板ペースは?
A:球数を徐々に増やしつつ、18~28球から慎重に調整し、最終的に先発ローテーション入りを目指します。
Q4:二刀流に影響はありますか?
A:パワーシンカー導入で投球時の肘負担を抑えられるため、打撃-投球の両立にプラスに働く可能性があります。
Q5:今後、パワーシンカーはどこで見られますか?
A:次回以降の登板で徐々に試される予定です。実戦での投入により、MLB投手としての進化を目撃することができるでしょう。
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