なぜジャイアンツは「ショウヘイ問題」に頭を抱えているのか?
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が再び注目を集めています。
現地時間9月20日(日本時間21日)のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で、53号本塁打を放ちました。
相手は右腕ペゲーロ投手。
打球速度は107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離は403フィート(約122.8メートル)という豪快な一撃でした。
この一発で大谷選手はカイル・シュワーバー選手と並び、ナ・リーグ本塁打王争いで首位に立ちました。
試合も7-5でドジャースが勝利し、ジャイアンツに3連勝を収めています。
しかし、ジャイアンツ地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」は記事内に
「ショウヘイ問題」
という特設項目を設け、大谷選手に苦しめられる現状を嘆いています。
大谷翔平のFA移籍はなぜジャイアンツに大きな影響を与えたのか?

大谷選手がFAとなった2年前のオフ、ジャイアンツは総額7億ドル(当時約1014億円)の後払い契約を提示し、本気で獲得に動いていました。
しかし最終的に大谷選手はドジャースを選択しました。
もし大谷選手がサンフランシスコを選んでいれば、球団の再建は彼を中心に進んでいた可能性が高く、まさに
「逃した魚は大きい」
という状況です。
そのため地元メディアは
「彼の決断以降、再建計画は打ちのめされ続けている」
と嘆きを募らせています。
なぜジャイアンツ戦で大谷翔平は“無慈悲”な成績を残しているのか?
特筆すべきは大谷選手のジャイアンツ戦での成績です。
今回の試合を含め、ドジャース移籍後の25試合で10本塁打を記録しています。
今季だけでもジャイアンツ相手に6本を放っており、まさに“無慈悲”ともいえる数字です。
ライバル球団にとって、かつて獲得寸前まで迫った選手にこれだけ打ち込まれるのは心理的な打撃も大きいと言えるでしょう。
ファンや地元メディアが
「ショウヘイ問題」
と名付けてしまうのも納得です。
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大谷翔平に頭抱えるジャイアンツまとめ
大谷翔平選手の53号本塁打は、個人成績の更新や本塁打王争いだけでなく、ジャイアンツにとっては再び「逃した痛恨の選手」という現実を突き付ける結果となりました。
彼の存在がドジャースの強さを象徴すると同時に、ジャイアンツの再建に影を落としていることが浮き彫りになっています。
今後もジャイアンツ戦での活躍が続けば、「ショウヘイ問題」はさらに深刻化することは間違いありません。
Q&A
Q:大谷翔平は今季何本本塁打を放っていますか?
A:現地時間9月20日の試合で53号を放ち、自己最多の更新にあと1本と迫っています。
Q:ジャイアンツが提示した条件はどのようなものですか?
A:約7億ドル(当時約1014億円)の後払い契約を用意していたと報じられています。
Q:大谷翔平はなぜジャイアンツではなくドジャースを選んだのですか?
A:本人の決断理由は明確に語られていませんが、球団の将来性や環境が大きく影響したと見られています。
Q:ジャイアンツ戦での大谷翔平の通算成績は?
A:ドジャース移籍後25試合で10本塁打を記録しており、ライバル球団を苦しめています。