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大谷翔平が“内角低め”を打ち破れた理由と進化の鍵!「お尻」動作の変化が示す新打法~

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目次

内角低めに強くなった?大谷翔平の打撃進化の全貌

引用元:X.com

今シーズン、大谷翔平選手(以下「大谷」)が本塁打55本を記録し、ポストシーズンでは17試合で8本塁打という圧巻の活躍を見せた背景には、打撃フォームと打球ゾーンにおける明確な変化があったと分析されています。

特に「内角低めの球」を“長打にできる確率”が飛躍的に上昇し、長打率で1.25という数値に至ったとされており、従来の“逆風”ゾーンを攻略する能力が格段に向上しました。

その鍵として、筑波大学体育系教授で硬式野球部監督の川村卓氏が指摘する

「お尻の動きを抑えて体の回転で打つ」

というフォーム改良が浮かび上がります。

変化したフォームとは?「お尻」動作の抑制で何が変わったか

川村氏によれば、これまでの大谷の打法は

「右足かかとを上げてステップしないノーステップ打法」

であったものの、昨季まではスイング時に“お尻”が前方へ動く動作がやや大きかったとされています。

  • お尻が前方に出る=体が球に近づいてしまう
  • 内角への対応で窮屈さが出やすい
    今季は逆にこの“お尻の前方動作”を極力抑え、「体の回転だけで打球を飛ばす」という、よりシンプルな動作に変化させたとのことです。
    この結果、内角低めを「少し引きつけて」捉える余裕が生まれ、バットヘッドが内側から出て“切れるファウル”を減らし、右中間〜中堅方向への長打も増加したと分析されています。

なぜ“内角低め”が得意になった?数値が示す裏付け

引用元:X.com

実際にデータ面でも変化が現れています。

大谷の今季55本塁打のうち、内角低めストライクゾーンで仕留めた本塁打は8本。

昨季の3本から急増しています。

さらにこのゾーンでの長打率が1.25に達したという数字が報じられています。

従来、真ん中甘い球を精度よく捉える傾向にあった大谷が、今季は“相手投手・守備陣が封じにかかる内角低め”をむしろ武器に変えた点が革新的です。

また通算打撃のバット速度・深いコンタクトポイントといった計測データも優秀で、打撃速度や接触深度などでトップクラスに入っていることも確認されています。

打撃器具も変化?バット長+重さの微調整で「バットが仕事」へ

さらに川村氏は、大谷が今季バットを

「長さで約1.3 cm・重さで約14 g」

増やしたという情報についても言及しています。

この微調整により、

「自分の力だけでめいっぱい振らなくてもバットが“仕事をしてくれる”という打ち方」

にシフトした可能性があるとのことです。

その上で、来季以降更に量産を継続する鍵として

「多少詰まっても本塁打になる打球を増やすこと」

が挙げられています。

つまり、強く引っ張ることだけでなく、球の内側を引きつけて“詰まったような感覚”でも十分に本塁打にできる技術とパワーの両立がテーマです。

なぜ今、この進化が重要なのか?“対策”を上回った瞬間

現代のメジャーリーグでは、球速、データ分析、守備 shifts など“打者封じ”の手段が高度化しています。

そんななか、大谷は相手が

「内角低めで詰まらせて凡打に仕留める」

という作戦を逆手に取り、むしろそこを得点機に変えました。

特に、ナ・リーグ本塁打王争いの中で、ライバルの Kyle Schwarber(高めゾーン得意)や Aaron Judge(甘いコースを確実に捉えるタイプ)と比較して、大谷は“内角低め”を攻略するという明確な差異を生み出したとも言えます。

このように、相手の封じ策を上回り、変化を遂げた大谷の打撃は、まさに“進化”の証と捉えられます。

大谷翔平が内角低めを打ち破れた理由まとめ

大谷翔平選手が今季本塁打を量産できた要因には、以下のような複数の進化方向が重なっています。

  • 打撃フォームにおける「お尻の前方動作」抑制 → 内角低めに対応しやすくなった
  • 内角低めストライクゾーンからの長打本数・長打率が急増(8本/長打率1.25)
  • バットの長さ・重さを微調整し“バットが仕事をしてくれる”設計に変更
  • 相手の封じ策(特に内角低め)を攻略し、得意ゾーンへと変化させた
    来季以降、60本塁打というラインも現実味を帯びており、今後も“錆びない打者”としての進化に注目です。

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Q&A よくある質問

Q1:なぜ「お尻の動き」が打撃に影響するのですか?
A:お尻が前に出る動作は、バッターがボールに近づきすぎてしまい、特に内角球ではスイングが窮屈になりがちです。お尻を動かさず体の回転で打てるようになると、引きつけて内角を待てるようになり、バットのヘッドが内側から出て打球が外れにくくなります。

Q2:「内角低め」で長打が増えるとはどういう意味?
A:通常、内角低めの球は打者にとって難しいゾーンで、ボールが体に近く打ちづらいケースが多いです。そこを長打にできるということは、相手の狙いを逆手に取り、自分の得意に変えられたということです。長打率1.25とは、1打数あたり平均1.25塁以上に進む力を示す数値で、非常に高い水準です。

Q3:バットの長さ・重さを変えることはどれほど影響があるのでしょうか?
A:バットが少し長く重くなることで、バット自体が打球を運ぶ助けとなるため、打者自身が「めいっぱい振る」必要が減ります。その結果、スイングがより安定し、詰まり気味でも本塁打にできる可能性が上がると考えられます。

Q4:来季、どこに注目すればいいですか?
A:内角低め以外のゾーン、たとえば外角高め・真ん中高めといった“従来苦手にされてきたゾーン”への対応が鍵になると予想されます。今シーズン内角低めで成果を出した大谷選手が、次にどのゾーンを攻略してくるか、その変化・進化に注目です。

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