米スポーツ専門メディアが発表した「史上最高のMLB選手ランキング50人」で、大谷翔平選手がキャリア8年終了時点ながら17位にランクインしました。
この評価は、日本人選手として22位に入ったイチロー氏との比較も含め、大きな注目を集めています。
本記事では、ランキング内容そのものを整理しながら、大谷翔平選手がなぜ「史上最高のMLB選手になるペース」と評されているのかを肯定的に解説します。
なぜ大谷翔平はキャリア8年で歴代17位に評価されたのですか?

最大の理由は、打者と投手の両方でトップクラスの価値を同時に積み上げている点です。
ランキングでは「球界で最も優れた打者であり、投手としても屈指の存在」と評されており、二刀流という前例の少ない挑戦を、話題性ではなく実績で成立させている点が高く評価されています。
また、ドジャースという勝利を狙える環境に身を置いていることも、将来評価を押し上げる要素です。
個人の能力に加えて、チャンピオンリングを重ねられる可能性があることは、歴代ランキングにおいて重要な加点材料になります。
今回発表されたMLB歴代ランキングはどうなっていますか?
米メディアが公開したランキング上位と、日本人・現役選手の主な順位は次の通りです。
MLB史上最高の選手ランキング上位
1位 ベーブ・ルース
2位 バリー・ボンズ
3位 テッド・ウィリアムズ
注目選手の順位
10位 マイク・トラウト(現役最高位)
17位 大谷翔平
22位 イチロー
47位 ジャスティン・バーランダー
この並びを見ると、大谷翔平選手がすでに歴代の名選手たちと同じ土俵で語られていることが分かります。
キャリア年数を考慮すると、17位という位置は非常に高い評価です。
イチローと比べて「超えた」と言えるのですか?

引用元:X.com
単純に順位だけを見ると、大谷翔平選手はイチロー氏を上回っています。
ただし、このランキングは「優劣を断定するもの」というより、「価値の種類」を示す指標として見ると理解しやすいです。
イチロー氏は、打撃・走塁・守備を高次元で長期間維持し、MLBの常識や評価基準そのものに影響を与えた存在です。
一方で大谷翔平選手は、二刀流という新しい価値を実績で証明し、競技の前提を広げた選手です。
どちらが上かという単純な話ではなく、
・イチロー氏は「完成度と継続性の象徴」
・大谷翔平選手は「競技構造を更新する象徴」
と捉えると、両者の偉大さがより立体的に見えてきます。
現役スターの中で大谷翔平はどの位置にいますか?
現役選手の中で最上位にいるのは、10位のマイク・トラウト選手です。
長年リーグを代表する打者として評価されてきた存在で、現役の基準点といえる選手です。
その中で大谷翔平選手の特徴は、打者として比較されても強く、投手として比較されても語れる点にあります。
評価の土台が一つではなく、二つ同時に成立しているため、キャリアが進むほどランキング上昇の余地が大きい構造を持っています。
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大谷翔平米メディア歴代ランキング17位まとめ
米メディアの歴代ランキングで17位に入った大谷翔平選手は、すでにMLB史における「特別な議論の対象」になっています。
イチロー氏は22位、大谷翔平選手は17位という順位差はありますが、それは単なる優劣ではなく、価値の種類の違いを示すものです。
二刀流を最高峰で成立させている点、キャリア8年でこの評価に到達している点を踏まえると、大谷翔平選手が「史上最高のMLB選手になるペースにある」と評されるのは自然な流れです。
今後の積み上げ次第では、ランキング上位の常連たちにさらに近づいていく可能性が十分にあります。

