大谷翔平選手がまたもやメジャーリーグの歴史に名を刻みました。
2025年7月23日(日本時間)、ドジャースの本拠地で行われたツインズ戦において、彼は日本人選手として史上初となる4試合連続ホームランを放ち、今季36本目のアーチをかけました。
本記事では、大谷の偉業の詳細や注目の成績推移、試合展開、さらにはこれまでの“4試合連発挑戦”の記録などを詳しく解説します。
大谷翔平の36号ホームランはどんな場面で生まれた?
この日の大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場。ツインズの先発、若手右腕シメオン・ウッズ=リチャードソンとの初対戦に臨みました。
試合はやや苦戦気味の立ち上がりとなり、1回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席は見逃し三振、5回にはセンターフライ、7回はセカンドゴロと4打席凡退。
しかし迎えた9回、スプリットを完璧に捉えた打球は逆方向のスタンドへ。打球速度は173km/h、角度28度、飛距離123.4mという見事な一発でした。
36号でナ・リーグ本塁打王争いはどう変わった?
この36号によって、大谷翔平はE.スアレス(ダイヤモンドバックス)に並び、ナ・リーグのホームラン数でトップタイに返り咲きました。
スアレスも前日に36本目を記録しており、両者の熱い本塁打王争いがますます注目されています。
なお、大谷の今季36号はチーム102試合目での記録であり、シーズン57.1本ペース。
昨年は119試合目で36号に到達しており、今年は17試合も早いペースで本数を積み重ねています。

4試合連続本塁打はMLBでどれほどの価値がある?
メジャーリーグでの4試合連続ホームランは、決して珍しい記録ではありませんが、日本人選手としては大谷が初の快挙。
彼にとっても今回がメジャー11度目の挑戦であり、ようやく成し遂げた記念すべき一発でした。
これまでの挑戦は以下の通りです。
【大谷翔平 4試合連続ホームラン挑戦記録】
- 2018年:4月10日(1打数0安打)、9月8日(4打数2安打3打点)
- 2021年:5月19日(3打数1安打)、6月22日(3打数0安打)、6月30日(1打数0安打)
- 2023年:7月18日(3打数1安打1打点)
- 2024年:5月7日(2打数0安打)、6月24日(3打数0安打)
- 2025年:5月17日(6打数0安打)、5月28日(3打数0安打)
いずれも4試合連発は未達成であり、今回の記録がいかに価値のあるものかが分かります。
大谷の復調の兆し?「見え方が良い」と本人も手応え
試合後の大谷は
「見え方がまず良いので調子が戻ってきている」
とコメント。
実際、前日の試合では“二刀流”として3試合連続の35号を放ち、マウンドでも存在感を示しました。
今季の中盤以降、徐々に打撃の感覚を取り戻しつつある様子で、後半戦での更なる量産も期待されます。
今季ホームランペースは史上最高レベル?
36号を記録した時点で、出場102試合目。これはシーズン換算で57.1本のペースです。
昨年の54本も驚異的でしたが、それを大きく上回る推移となっており、キャリアハイ更新、さらには日本人初の60本台も視野に入っています。
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大谷翔平MLB日本人初4試合連続ホームランまとめ
大谷翔平選手が2025年7月に記録した4試合連続ホームランは、日本人選手として史上初の偉業であり、メジャーでも11度目の挑戦で達成した価値ある一発でした。
シーズン本塁打王争いでも再びトップに並び、今後の一戦一戦が注目を集めます。
本人も復調を実感しており、さらなる快進撃が期待されます。
よくある質問/Q&A
Q1. 大谷翔平の4試合連続ホームランはいつ達成された?
A1. 2025年7月23日(日本時間)、本拠地でのツインズ戦の9回第5打席で達成しました。
Q2. メジャーで4試合連続ホームランは珍しいの?
A2. 完全に珍しいとは言えませんが、日本人選手では大谷が初めてであり、価値の高い記録です。
Q3. 今季の大谷の本塁打ペースは?
A3. 102試合で36本というペースは、シーズン換算で57.1本。昨年より17試合早く36号に到達しています。
Q4. この記録が本塁打王にどう影響する?
A4. スアレスと並んでナ・リーグトップに返り咲き、今後の本塁打王争いの鍵となる重要な一打です。
Q5. 今後の活躍に期待できるポイントは?
A5. 本人が「見え方が良い」と語るように、打撃状態は上向き。ホームラン数・打率ともに更なる上昇が期待されます。