ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、2025年6月22日(日本時間23日)のナショナルズ戦において、「1番・投手」として出場。
投打で圧倒的なパフォーマンスを披露し、メジャー史上前例のない大記録を打ち立てました。
今回の26号本塁打は、オールスター前に先発登板を経験した選手として史上3位にランクイン。
しかも、上位5位までを大谷選手が“独占”しています。
なぜ26号本塁打がMLB史に残る偉業なのか?
2025年6月22日の試合で、大谷翔平選手は第5打席で26号本塁打を放ちました。
これにより、大谷選手は
「オールスター前に1先発以上登板した選手の本塁打数」
ランキングで歴代3位に浮上しました。
1933年にMLBオールスターゲームが始まって以来、94年間でこの記録に複数回ランクインしているのは大谷選手だけです。
まさに、“歴史を独占する男”です。
投手としてのパフォーマンスは?
この試合では先発登板し、わずか1イニングを18球で無安打無失点、2三振という完璧な投球内容でした。
制球力、スピードともに申し分なく、約153km/hの速球を含む鋭いピッチングでナショナルズ打線を抑え込みました。
手術からの復帰を経て、着実に“投手・大谷”も進化を続けています。
本塁打の瞬間はどんなプレーだった?
5回の打席で、大谷は95.2マイル(約153.2キロ)の速球を左中間へ鋭く弾き返しました。
打球はスタンドに届いたものの、ファンのグラブに当たりフィールドへ戻ったため、当初は二塁打と判定。
しかし、リプレー検証の結果、判定が覆り“本塁打”として認定され、大谷は笑顔でダイヤモンドを一周しました。
歴代最多本塁打を誇った投手たちと比べてどうか?
彼は通算148勝を挙げ、1999年には22勝で最多勝も獲得。
打撃面でも1999年から2003年まで5年連続でシルバースラッガー賞を受賞した名選手でしたが、大谷選手の成績と比べるとそのインパクトは桁違いです。

今後の展望は?本塁打王の可能性はあるのか?
現在、大谷選手はオールスター戦までに18試合を残しており、26本塁打というペースは驚異的です。
過去2021年には後半戦に不調で本塁打王を逃したものの、2023年には右肘の怪我で早期離脱しながらも44本塁打で本塁打王を獲得しました。
今年はけがの影響も少なく、ペースを維持できれば45〜50本の大台も現実的です。
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大谷翔平オールスター前過去94年間でただ一人の偉業まとめ
大谷翔平選手は、投手と打者の両方でトップクラスの成績を残す“リアル二刀流”として、MLBの歴史に燦然と輝く存在です。
2025年シーズンの26号本塁打は、94年間で前例のない快挙であり、彼しか成し得ない絶対領域に到達した証です。
残りのシーズンでも、ますますその進化に目が離せません。
よくある質問/Q&A
Q:大谷翔平選手の26号はどうしてそんなに注目されているの?
A:投手として先発登板しながらも、オールスター前に26本塁打を打ったのは、MLB史上でも大谷選手だけであり、過去の自分の記録に次ぐ3位の快挙だからです。
Q:今年も本塁打王になれそうですか?
A:十分可能性があります。昨年は怪我がありながらも44本で本塁打王になっており、今季もすでに26本。このペースを維持できれば本塁打王争いの有力候補です。
Q:オールスター戦には投手としても出場するの?
A:可能性はありますが、起用は慎重に判断される見込みです。打者としての出場はほぼ確実とされています。
Q:同じように投手と打者を両立している選手は他にもいるの?
A:現代のMLBではほぼ存在しません。かつてのベーブ・ルースですら、大谷のように両方をシーズン通してハイレベルで両立した例はありません。
Q:この記録はどれくらいすごいの?
A:1933年以降のオールスター前記録で、先発登板のある選手が1シーズンで26本以上打った例は大谷翔平選手しかありません。まさに“唯一無二”です。
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