ドジャース・大谷翔平選手は、米アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で下半身の強化メニューに汗を流しました。
キャンプ2日目は「1080スプリント」という機器を使ってショートダッシュを繰り返し、走力向上に着手しました。
昨季20盗塁をマークした大谷は、日本人初のトリプルスリー(本塁打・打率・盗塁がそれぞれ30以上)に挑戦するのでしょうか。
「1080スプリント」とは?
「1080スプリント」とは、負荷をかけてスピードや加速度などを測定する器具である。
腰付近に紐のついたベルトを巻いてショートダッシュをすると、トレーナーの持つタブレット端末にデータが表示されます。
この機器は、スプリントやジャンプなどのパフォーマンスを向上させるために、世界中のトップアスリートやチームが利用しています。
大谷は、キャンプ2日目に「1080スプリント」を使ってトレーニングをしました。
ダッシュ後はトレーナーの持つタブレット端末を確認し、自分の走力をチェックしました。
大谷は、昨季20盗塁をマークしたが、リーグ20位タイ(メジャー43位タイ)でした。
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手がメジャートップの73盗塁を決めるなど、大きく数字を伸ばしただけに、走塁でも負けられないところです。
大谷翔平の走塁成績は?
大谷は、昨季20盗塁をマークしたが、これは日本人選手としては歴代6位タイの記録です。
日本人選手のシーズン最多盗塁は、2001年にイチローがマリナーズで記録した56盗塁です。
シーズン30盗塁以上は、イチローが10度、松井稼頭央と青木宣親がそれぞれ1度ずつ達成しています。
大谷は、昨季の盗塁成功率は76.9%であり、リーグ平均の75.2%を上回っています。
また、スプリントスピードは28.6フィート/秒であり、リーグ平均の27フィート/秒を上回っています。
これらのデータから、大谷は走塁の面でも優れた能力を持っていることがわかります。
日本人初のトリプルスリーに期待
大谷は、昨季44本塁打と打率.304を記録し、MVPの候補を獲得しました。
しかし、本塁打と打率だけでなく、盗塁も30以上を決めれば、日本人初のトリプルスリーを達成することができます。
トリプルスリーは、メジャーリーグの歴史上、38人しか達成していない難関です。
最近では、2012年にマイク・トラウト外野手が30本塁打・打率.326・49盗塁で達成しています。
大谷は、トリプルスリーに挑戦するために、下半身の強化に励んでいます。
キャンプでは、「1080スプリント」を使って走力を向上させるトレーニングを行っています。
また、バッティングでは、左投手に対しても強くなることを目指しています。
昨季は、左投手に対して打率.222・本塁打7・盗塁3だったが、右投手に対しては打率.318・本塁打37・盗塁17でした。
左投手に対しても右投手と同じように打てれば、盗塁の機会も増えると思われます。
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大谷翔平1080スプリントまとめ
ドジャース・大谷翔平選手は、キャンプで下半身の強化に取り組んでいます。
キャンプ2日目は、「1080スプリント」という機器を使ってショートダッシュを繰り返し、走力向上に着手しました。
大谷は、昨季20盗塁をマークしたが、日本人初のトリプルスリー(本塁打・打率・盗塁がそれぞれ30以上)に挑戦するのでしょうか?
トリプルスリーは、メジャーリーグの歴史上、38人しか達成していない難関です。
大谷は、トリプルスリーに挑戦するために、左投手に対しても強くなることを目指しています。
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