大谷翔平が10試合連続ノーアーチの理由とは?消えた長打力の原因と復調への期待【2025年6月最新版】

MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、2025年6月13日(日本時間14日)のジャイアンツ戦で4打数無安打に終わり、本塁打が10試合連続で出ていない状況が続いています。

5月には自己最多タイの15本塁打を放ち月間MVPにも輝いた大谷選手に、いま何が起きているのでしょうか。

最新のデータをもとに、その原因と今後の見通しを探ります。

目次

なぜ大谷翔平は10試合連続で本塁打が出ていないのか?

大谷選手は、メッツ戦で放った23号本塁打を最後に、46打席ノーアーチが続いています。

8試合連続安打こそ記録しているものの、直近10試合での長打は二塁打2本と三塁打1本のみ。

ホームランバッターとしての本来の長打力が影を潜めています。

注目すべきは、ストライクゾーン内での打撃成績の変化です。

開幕から6月2日までの成績は打率.341/出塁率.341/長打率.835と圧倒的でしたが、直近10試合では.233/.258/.367にまで低下しています。

引用元:Full-Count

打球速度や角度の変化が示す“異変”とは?

打撃データを分析すると、異変はより明確になります。

平均打球速度は95.9マイル(約154.3キロ)から92.4マイル(約148.7キロ)にダウン。

打球角度も15度から7度へと半減しており、ゴロ率は40.1%から59.3%に急上昇しています。

これは「バレル」と呼ばれる理想的な打球(高角度・高速度)が減少している証拠であり、大谷選手のパワーを活かした打撃スタイルが崩れている状況を物語っています。

引用元:読売新聞オンライン

疲労が影響?5月の爆発から一転した6月の静けさ

5月は球団タイ記録となる15本塁打を放ち、リーグでも最も熱い打者の一人だった大谷選手。

しかし、父親リスト入り後も含め、シーズン序盤からほぼ休みなしで出場を続けてきたことで、疲労が蓄積している可能性があります。

13連戦を終えた今、身体的な負担が打撃フォームやタイミングに微妙な影響を与えているとも考えられます。

これは、調整力に長けた大谷選手であっても無視できないポイントです。

引用元:中日新聞

投手の配球が変わった?徹底マークが進む

対戦投手の配球も変化しています。

ローガン・ウェブ投手との対戦では、高めのシンカー、低めのチェンジアップ、外角のスイーパーなど、多彩な球種をゾーンギリギリに投げ分けられており、大谷選手がそれに対応しきれていない打席が目立ちました。

かつては「ゾーンに投げれば危険」と恐れられた打者が、今では“攻めやすい”とまでは言えなくとも、“抑え方を研究され尽くした”存在になってきているのかもしれません。

復調はあるのか?“ミスタージューン”の名に期待

大谷翔平といえば、6月に爆発する「ミスタージューン」の異名でも知られています。

例年、この時期には調子を上げてきた過去があり、今年も復調の可能性は十分にあります。

また、23号本塁打を放ったメッツ戦ではしっかりとバレルゾーンに打球を運んでおり、技術的な問題ではなく“リズム”の問題である可能性もあります。

ここからの残り2週間、大谷選手が再び快音を響かせる日は近いかもしれません。

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大谷翔平10試合連続ノーアーチまとめ

・大谷翔平は現在、10試合連続ノーアーチという状況にある
・ストライクゾーン内の成績悪化、打球速度と角度の低下が見られる
・疲労の蓄積や投手の徹底マークが影響している可能性が高い
・6月は“ミスタージューン”の本領が発揮されるタイミング
・復調の兆しはすでにあり、再び長打力を取り戻す可能性は高い

ドジャースファンのみならず、世界中の野球ファンが大谷翔平の完全復活を心待ちにしています。


よくある質問(Q&A)

Q1:大谷翔平は本格的なスランプに入ったのでしょうか?
A1:現時点では“本格的なスランプ”とは言い切れません。安打数自体は出ており、長打が一時的に減っているだけと見る声もあります。

Q2:復調のきっかけになる要素はありますか?
A2:6月は例年好調な月であり、23号本塁打のような“バレル打球”が出ていることからも、フォームそのものは維持できていると見られます。

Q3:今後の本塁打数はどのくらい期待できますか?
A3:ペースが戻れば、シーズン40本以上も十分可能な位置にいます。今は“調整期”と考えて見守るのが良いでしょう。

Q4:疲労による休養は検討されている?
A4:今のところ、公式には休養予定は出ていませんが、ドジャースは柔軟に選手をローテーションするチームのため、休養も視野に入れていると考えられます。

Q5:ファンとしてどう応援すれば良い?
A5:長期的な視点で、冷静に応援することが大切です。大谷選手は過去にもスランプを乗り越えてきた実績があります。

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