ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、大谷翔平投手をリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)の第1戦・第2戦で先発させない理由を明らかにしました。
対戦相手は、今季レギュラーシーズンで6戦全敗しているミルウォーキー・ブルワーズ。
ファンの間では「なぜ大谷を初戦に起用しないのか?」という疑問が広がっていますが、そこには綿密なローテーション戦略が隠されています。
なぜ大谷翔平は第1・第2戦で先発しないのか?
ロバーツ監督は12日(日本時間13日)の会見で、
と語りました。
第1戦はブレーク・スネル投手、第2戦は山本由伸投手が先発予定と発表され、大谷は第3戦(16日=日本時間17日)以降の本拠地での登板にまわる方針です。
これは単なる登板順の変更ではなく、7試合制シリーズにおける
というローテーション戦略に基づいています。
スネルと山本は中4〜5日で回ることが可能なため、シリーズの中で2度先発できる利点があります。
打撃不振は関係あるの?ロバーツ監督が否定
ポストシーズンここまでの大谷は、レッズとフィリーズを相手に6試合で打率.148、2本塁打、5打点、12三振と低迷しています。
このため
という声も上がりました。
しかしロバーツ監督はこれをきっぱり否定。
と説明しました。
つまり、打撃の状態は登板計画に影響していないということです。
ローテーション戦略の狙いは?「7戦制」を見据えた配置

ロバーツ監督は
と述べています。
つまり、従来のように
よりも、
ことを優先しています。
NLCSは第3戦以降が本拠地開催。
大谷が地元ファンの声援を背に登板することで、チームの勢いを加速させる狙いも見え隠れします。
ロバーツ監督は
とも話し、大谷の二刀流としての爆発に期待を寄せています。
大谷翔平12戦で先発させない理由まとめ
ロバーツ監督が大谷翔平を第1・第2戦で先発させないのは、打撃不振が理由ではなく、7戦制シリーズにおける最適なローテーション戦略によるものです。
スネル、山本を中4〜5日で2度起用し、大谷を第3戦以降に回すことで、チーム全体の投手リソースを最大限に活かそうとしています。
大谷が本拠地でどんな投球を見せるのか、注目が集まります。
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Q&A
Q:なぜ大谷は第1戦で先発しないのですか?
A:7戦制シリーズで2回先発できるスネルと山本を優先する戦略によるものです。
Q:大谷の打撃不振が影響しているのですか?
A:いいえ。ロバーツ監督は「まったく関係ない」と明言しています。
Q:大谷は何戦に登板する予定ですか?
A:現時点では明言されていませんが、本拠地で行われる第3戦以降に登板する見込みです。
Q:ローテーション戦略の狙いは何ですか?
A:7戦制を見据え、先発投手を2回ずつ起用できるように配置することで、シリーズ全体の戦力を最大化することです。