なぜ米ファンは“大谷翔平だけは嫌いになれない”のか?

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、ポストシーズンの大舞台で見せた一幕が、米ファンや識者の心を強く打っています。
16日(日本時間17日)に行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦に「1番・DH」で先発出場した大谷選手は、初回に三塁打を放ち、先制のホームを踏む活躍。
試合中、打席で見せた“かわいすぎる”タイム要求がSNSで話題をさらい、
というコメントが相次ぎました。
大谷翔平が試合中に見せた“いたずら笑顔”とは?
5回2死で迎えた第3打席、大谷選手はブルワーズの怪物右腕ミジオロウスキーの前に立ちました。
初球カーブをファウルにした後、2球目の100.9マイル(約162.3キロ)の剛速球に空振り。
ここで一度打席を外して「タイム」を要求したのですが、その声が小さく審判に届かず、思わずいたずらっぽい笑顔を見せながら両手をちょこんと上げて再度「タイム」と伝える姿が映し出されました。
この仕草がSNSで瞬く間に拡散され、投球分析家「ピッチング・ニンジャ」のロブ・フリードマン氏も自身のX(旧Twitter)で
と紹介。
米ファンからは
と称賛の声が止まりませんでした。
打撃では苦戦中でも人間性がファンの心を掴む?
大谷選手はこの日の試合で4打数1安打1得点。
初回の三塁打こそ光りましたが、その後はミジオロウスキー、左腕ケーニッグの前に三振を喫しました。
ポストシーズン通算でも38打数6安打、打率.158、2本塁打、OPS.641と打撃成績は本調子ではありません。
それでも、彼の振る舞いや人柄はファンを惹きつけ続けています。
特に
というコメントが象徴するように、大谷選手の存在はチームや勝敗を超えた“人格的魅力”として評価されています。
大谷翔平の“人間性”が持つ影響力とは?
スポーツの世界では、成績だけでなく選手の立ち居振る舞いがファンの印象を大きく左右します。
大谷選手のように、激戦の中でも相手や審判への敬意を忘れず、自然体で笑顔を見せる姿は、国やチームの垣根を越えて多くの人の心に残ります。
これは単なる人気ではなく、
というレベルに達している証拠です。
米国でも、敵チームのファンからこれほど好かれる選手は極めて稀であり、大谷選手が持つ文化的・人間的影響力の大きさが改めて浮き彫りになりました。
ドジャースは嫌いでも大谷翔平だけは別格まとめ
大谷翔平選手が見せた“いたずら笑顔のタイム要求”は、打撃成績とは別の次元でファンの心を動かしました。
敵チームのファンからも「嫌いになれない」と言われるほどの存在感は、単なるスーパースターを超えた“人間・大谷翔平”の魅力そのものです。
ポストシーズンで苦戦が続く中でも、彼がファンやメディアから愛され続ける理由が、この一幕に凝縮されています。
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よくある質問(Q&A)
Q:大谷翔平のこのタイム要求はどの回のどの打席でしたか?
A:5回2死の第3打席、ミジオロウスキーの2球目後に打席を外して「タイム」を要求した場面です。
Q:この行動が話題になったのはなぜですか?
A:いたずらっぽい笑顔とかわいらしい仕草が中継映像に映り、SNSで拡散されたためです。
Q:打撃が不調でもファンに好かれている理由は?
A:試合中でも自然体で礼儀正しく、ユーモアも持ち合わせている人間性が米ファンにも伝わっているためです。
Q:今後のポストシーズンでの大谷翔平の活躍は期待できますか?
A:はい。調子は上がっていないものの、勝負強さと存在感は健在で、チームの鍵を握る存在であることに変わりはありません。