誰が乱入した?ワールドシリーズ前日に起きた“ハプニング”とは?
ドジャースの大谷翔平投手(31)は23日(日本時間24日)、トロントのロジャーズ・センターで行われたワールドシリーズ(WS)開幕前日のメディアデーに出席しました。
その取材ブースに、意外な人物が姿を現しました。
ロイヤルズのヴィニー・パスクアンティノです。
WBCや今季の対戦でも顔を合わせた仲の同選手が突然質問を投げかけ、会場を笑いに包みました。
「WBCで対戦しましたね。今年はカンザスシティでも。なぜ僕に対してあんなに剛速球を投げるんですか?僕のことが嫌いなんですか?」
と“恨み節”をぶつけると、大谷は
「素晴らしいバッターなので」
と笑顔で返答。
これにパスクアンティノも
「速すぎます、ショウヘイ!」
と応戦し、会場全体が和やかなムードに包まれました。
なぜ“剛速球ネタ”になった?過去の対戦にあった因縁とは?
大谷とパスクアンティノの間には、実は“球速の因縁”があります。
大谷は2025年6月のロイヤルズ戦で、メジャー移籍後最速となる101.7マイル(約163.6キロ)を計測。
この時、打席に立っていたのがパスクアンティノでした。結果は二ゴロ併殺。
さらに2023年のWBC準々決勝でも、164キロの速球で空振り三振を奪っており、パスクアンティノは
「最も速い2球を俺に投げてきた。何の恨みがあるんだ?」
と笑いながら話していました。
その過去を踏まえた“ジョーク質問”が今回の取材で飛び出したというわけです。
大谷翔平の神対応とは?「素晴らしい打者なので」と即答

突然の質問にも大谷は余裕の表情でした。
「素晴らしいバッターなので」
と即座に答え、笑いながらやりとりを楽しんでいました。
これにパスクアンティノも
「速すぎるよ、ショウヘイ!」
と笑いを誘い、場の空気を完全にリラックスさせました。
多くの報道陣が詰めかけた中でも、大谷は終始落ち着いた対応を見せ、ファンだけでなくメディア関係者の心もつかみました。
パスクアンティノの取材目的とは?WBCにも意気込み
今回の“乱入”は冗談ではなく、正式な仕事の一環でもありました。
パスクアンティノは
「MLBのワールドシリーズ特派員として来ている。選手目線で舞台裏を伝える役割なんだ」
と説明。
大谷への質問もその活動の一部でしたが、
「人が多すぎて驚いた。早く質問して抜けたかったよ。すごいって意味で“クレイジー”だね」
と笑っていました。
さらに彼は来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についても
「チーム・イタリアでプレーする。もう決めてる。間違いなく出場するよ」
と力強く語り、再び大谷との対戦を楽しみにしている様子でした。
大谷翔平パスクアンティノ取材まとめ
ワールドシリーズ前日のメディアデーで生まれた“笑顔の瞬間”。
大谷翔平とパスクアンティノの軽妙なやりとりは、試合前の緊張をほぐす最高のスパイスになりました。
剛速球の因縁をユーモアに変える大谷の余裕と、選手同士の絆を感じさせる交流は、多くのファンの心を温めました。
そして、このやり取りの裏には、彼らの競争心とリスペクトが確かに存在しています。
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よくある質問/Q&A
Q1:なぜパスクアンティノが取材に参加していたのですか?
A1:MLBの「ワールドシリーズ選手特派員」として現地取材に参加しており、ファンへ舞台裏を伝える役割を担っていました。
Q2:大谷翔平が投げた最速球はどの試合でしたか?
A2:2025年6月28日(日本時間29日)のロイヤルズ戦で、時速101.7マイル(約163.6キロ)を計測しました。打者はパスクアンティノでした。
Q3:パスクアンティノはどんな選手ですか?
A3:カンザスシティ・ロイヤルズ所属の一塁手。WBCではイタリア代表としても活躍しています。
Q4:大谷翔平はどう反応しましたか?
A4:「素晴らしいバッターなので」とユーモラスに答え、笑顔で会場を和ませました。
Q5:今後この2人が再戦する可能性はありますか?
A5:はい。パスクアンティノは次回WBCにイタリア代表で出場を予定しており、日本代表の大谷との“再対戦”が期待されています。

