2025年の大谷翔平選手は、総塁打(TB)380というインパクトのある数字を残しました。
ヒット数は172本ですので、1安打あたりの平均塁打数は約2.21塁になります。
単に「ヒットが多い」だけでは到達しにくい領域であり、ヒット1本1本の“質”が数字を押し上げていることが分かります。
総塁打380TBを生んだヒット内訳(単打〜本塁打まで)

総塁打(TB)は、ヒットの種類ごとに塁打を掛け合わせた合計です。
2025年の内訳を整理すると、次のようになります。
| 種類 | 本数 | 塁打換算 | TB |
|---|---|---|---|
| 単打 | 83 | ×1 | 83 |
| 二塁打 | 25 | ×2 | 50 |
| 三塁打 | 9 | ×3 | 27 |
| 本塁打 | 55 | ×4 | 220 |
| 合計 | 172 | 380 |
この表が示す通り、「どれだけ打ったか」よりも「何を打ったか」がTBの伸びを決めています。
TBが伸びる理由①:長打が“多すぎる”構造(長打率の強さ)
172安打のうち、二塁打・三塁打・本塁打を合計すると89本です。
つまり、安打の約半分以上が長打という構造になっています。
- 長打本数:89本(2B+3B+HR)
- 172安打に占める長打割合:約52%
ヒットを打っても単打が中心だとTBは伸びにくいです。
一方で大谷翔平選手は、「当たれば複数塁打になりやすい」打球品質と出力を継続できているため、総塁打が積み上がります。
TBが伸びる理由②:本塁打55本が“TBの核”になっている

総塁打380の中で、もっとも差を生むのが本塁打です。
本塁打は1本で4TBなので、55本だけで220TBを生みます。
- 本塁打由来:220TB
- 380TBに占める割合:約58%
この構造は、シーズン総塁打の「上限」を押し上げます。
単打を積み上げるタイプでは届きにくい数字に、本塁打の密度が直結しているのが強みです。
TBが伸びる理由③:三塁打9本が“地味に効く”理由
スラッガータイプの打者は、三塁打が増えにくい傾向があります。
それでも2025年は三塁打9本(27TB)を記録しています。
- 三塁打:9本=27TB
- 単打27本分に相当する“上積み”が、三塁打だけで発生
この数字は、走力と打球の伸び(角度・速度・落下点)が噛み合っている証拠になりやすいです。
本塁打で稼ぎつつ、三塁打でも加点できる形は、総塁打の「重さ」をさらに強くします。
MLB全体で何位?2025年総塁打トップ5(TB)
総塁打380はリーグ内で目立つだけでなく、MLB全体でもトップに立つ数字です。
2025年の総塁打トップ5は以下の通りです。
| 順位 | 選手 | 総塁打(TB) |
|---|---|---|
| 1 | 大谷翔平 | 380 |
| 2 | アーロン・ジャッジ | 372 |
| 3 | カル・ラリー | 351 |
| 4 | カイル・シュワーバー | 340 |
| 5 | ピート・アロンソ | 327 |
トップ層でも10TB、20TBの差は簡単には開きません。
その中で首位に立てるのは、「長打の割合」と「本塁打の比率」が噛み合っているからです。
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大谷翔平総塁打2025まとめ
2025年の大谷翔平選手の総塁打380TBは、172安打という“量”に加えて、長打が多いという“質”が強く反映された数字です。
単打で稼ぐのではなく、二塁打・三塁打・本塁打で一気にTBを積み上げる構造があるため、1安打あたりの平均塁打数が約2.21塁まで上がります。
そして最大のポイントは、本塁打55本がTBの核になり、三塁打9本が上積みとして効いていることです。
「ヒットは多い。でも軽いヒットが少ない」――この打撃の濃さこそが、総塁打380という“重たい数字”を生み出しています。

