大谷翔平が6打数無安打?その理由とは
2025年5月17日(日本時間18日)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は古巣エンゼルスとの「フリーウェイ・シリーズ」に「1番・指名打者」で先発出場し、6打数無安打に終わりました。
6打数以上の無安打は2019年8月30日のボストン・レッドソックス戦以来、およそ6年ぶり。
当時は延長15回に及ぶ激戦で、8打数無安打という記録を残していました。
この試合では、ドジャース打線が15安打9得点と奮闘した一方、投手陣が13失点と崩れ、9-11で敗戦。
大谷選手は先発野手の中で唯一安打が出ませんでした。

ブルペンで術後最多の50球?その内容と成果とは
試合前、大谷選手は術後最多となる50球をブルペンで投げ込みました。
これは2023年9月に右肘の手術を受けて以降で最多の投球数です。
25球ずつ2セットに分けて投球し、5分間のインターバルを挟んで再び25球を投げる「アップ&ダウン方式」で実施。
球種はフォーシーム、ツーシーム、カットボール、スプリットの速球系中心で、最速は95マイル(約152.8キロ)を計測しました。
セットポジションからの投球や走者を想定した動きも取り入れるなど、実戦を見据えた内容でした。
大谷の投手復帰はいつ?次なるステップは?
ブルペン投球後、ロバーツ監督は
「今回も良かったとマーク・プライアー投手コーチも言っていた。健康で段階的に状態を上げているのはいいこと」
と前向きにコメントしました。
ただし、
「次の段階はまだ分からない」
とも述べており、実戦形式の登板やリハビリ登板など、復帰に向けたステップは慎重に進めていく方針です。
早ければ5月中にも、打者相手のライブBP(実戦形式の投球練習)が行われる可能性があり、順調に進めば後半戦での本格的な投手復帰が見込まれます。
「大谷翔平の日」に無安打?その影響とは?
5月17日はロサンゼルス市が昨年制定した「大谷翔平の日」。
大谷選手の背番号17にちなんで制定された記念日です。
しかしこの日は、6打数無安打、2三振と大谷選手にとっては悔しい内容となりました。
これにより、連続試合出塁記録は13でストップし、打率も.305まで下がりました。
試合後、大谷選手は報道陣に「お疲れ様でした」と短く答え、静かに球場を後にしました。
ドジャースの試合内容とチームの課題は?
この試合でドジャースは、初回に3点を失ったものの、4番パヘスの3ランなどで逆転に成功。
しかし、リリーフ陣が再度崩れ、最終的には9-11で敗れました。
先発したカーショー投手は復帰戦で4回5失点。
260日ぶりのマウンドとなりましたが、勝利には結びつきませんでした。
ドジャースは強力打線を有しているものの、投手陣の不安定さが続いています。
大谷選手の投手復帰は、チームにとって大きな起爆剤となる可能性があります。
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大谷翔平6打数無安打2019年以来まとめ
大谷翔平選手は2025年5月17日、6打数無安打という悔しい結果に終わりましたが、同日には術後最多となる50球のブルペン投球を実施し、投手復帰に向けて大きな前進を見せました。
記念すべき「大谷翔平の日」に結果こそ出なかったものの、その裏で着実な進化を続けています。
後半戦でのマウンド復帰が現実味を帯びてきており、ファンにとっては希望の光となることでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q1: 大谷翔平の投手復帰はいつ頃になりますか?
A1: 正確な時期は未定ですが、今後の投球練習の進展次第で後半戦に復帰する可能性があります。
Q2: 今回のブルペン投球の特徴は?
A2: 術後最多となる50球を投げ、最速は95マイル。実戦を想定した「アップ&ダウン方式」で行われました。
Q3: 大谷翔平の日とは?
A3: ロサンゼルス市が2024年に制定した記念日で、背番号17にちなんで5月17日とされています。
Q4: ドジャースの現在の課題は?
A4: 打線は好調ですが、投手陣の不安定さが目立っており、特にリリーフ陣の立て直しが急務です。
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