大谷翔平の逆方向本塁打が増加中?
最近の試合では、左中間や中堅方向への本塁打が続いており、打撃の幅が広がっていることが伺えます。
新井宏昌氏が指摘する「もったいない打席」とは?
元プロ野球選手であり、NPB通算2038安打を記録した新井宏昌氏は、大谷選手の打撃について
「もったいない打席もあった」
と指摘しています。
初回の第1打席では、打者有利のカウント2-1から外角の甘めのスライダーを見送り、結果的にフルカウントから外角低めのチェンジアップを打って二ゴロに倒れました。
新井氏は
「4球目のスライダーを打っていった方が、チャンスが大きかった」
と分析しています。

早いカウントでのチェンジアップへの対応に疑問?
第2打席では、カウント0-1から外角低めのチェンジアップを打ち、中直に終わりました。
新井氏は
「カウント的に追い込まれてもいないのに、自分の体から遠ざかっていくチェンジアップに手を出したことに疑問が残る」
と述べています。
彼自身の経験から、左打者は追い込まれるまでは速い球や体に近づいてくる球に照準を合わせるべきだとし、早いカウントでのチェンジアップへの対応に課題があると指摘しています。
ストレートへの対応にも課題?
8回の第4打席では、内角低めのボール球のスライダーを2球見送った後、真ん中外寄りに来た150キロのストレートを見送り、カウント2-1。2-2となった後、5球目の真ん中高めの151キロのストレートに差し込まれ、二ゴロに終わりました。
新井氏は
「3球目の甘めのストレートを、打つ気も見せずに見逃したのは惜しまれる」
と述べ、変化球が2球続いた後は速い球に照準を合わせるのが普通であり、対応に改善の余地があるとしています。
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大谷翔平新井宏昌指摘まとめ
大谷翔平選手は、逆方向への本塁打が増加し、打撃の幅が広がっている一方で、打つべき球と手を出さないでおく球の見極めに課題があると新井宏昌氏は指摘しています。
相手投手の攻め方に対する対応力を高めることで、さらなる打撃成績の向上が期待されます。
新井氏は「このまま調子を上げていけば、今季も打撃3部門全てでタイトル争いに加わることになる」と述べ、大谷選手の今後の活躍に期待を寄せています。
よくある質問(Q&A)
Q1: 大谷翔平選手の最近の打撃成績は?
A1: 2025年5月19日現在、打率はナ・リーグ6位の.312、打点は同14位の31で、17本塁打を放ちメジャー単独トップに立っています。
Q2: 新井宏昌氏が指摘する大谷選手の課題は?
A2: 新井氏は、打つべき球と手を出さないでおく球の見極めが徹底できていない点や、早いカウントでのチェンジアップへの対応、ストレートへの対応に課題があると指摘しています。
Q3: 大谷選手の今後の活躍に期待されることは?
A3: 相手投手の攻め方に対する対応力を高めることで、さらなる打撃成績の向上が期待されます。新井氏は、今季も打撃3部門全てでタイトル争いに加わることになると述べています。
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