ロサンゼルス・ドジャースの二刀流スター、大谷翔平選手が球団タイ記録となる5試合連続本塁打を放ちながら、7月は打撃不振に見舞われた背景を振り返ります。
本塁打連発?5試合連続で驚異のパワー発揮
7月19日(日本時間20日)の本拠地ブルワーズ戦から5試合連続本塁打を記録し、勝負強さを見せつけました。
一方で、快音には恵まれたが、複数安打を記録したのは7月3日だけで、打席全体では揺らぎの兆候も感じられました。
打率急降下?7月月間打率はわずか.204
6月までの通算打率が.287だった大谷選手ですが、7月は月間打率.204と大苦戦。
これによりシーズン打率は.269に急落し、今季最低水準に。OPSも.826と、本来の破壊力を示せない結果でした。

BABIPが物語る“運”の悪さ?不運な打撃成績の裏側
通常平均の.300近辺に収束する指標であるにもかかわらず、明らかに低迷しており、不運な当たりが多かったことを示唆しています。
6月までのBABIPが.322だったことと比べれば、その差は顕著です。
チーム成績にも響く?ドジャースの7月戦績と順位争い
この不振の期間中、チームは10勝14敗と負け越し。
ナ・リーグ西地区首位のパドレス相手にゲーム差を3に詰められており、ペナントレースの行方に影響を与えました。
また、本塁打王争いでは大谷選手がシーズン38本塁打でリーグトップ、2位フィリーズ・シュワーバーと1本差で熾烈な争いが続いています。
投手としても稼働?二刀流復帰でスケジュールは過密に
今季は投手としても復帰し、慎重に登板間隔を調整中。
肘の手術後、徐々に投球回数を増やしており、登板ごとにイニング数を延ばすことで調整中です。
投打ともにフル稼働のため、体調管理とコンディション維持は後半戦の鍵となります。
この“不振”は転機?後半戦への期待高まる
球団タイ記録の本塁打連発と低BABIPで示された不運、そして打率の落ち込みを踏まえても、大谷選手のポテンシャルや勝負強さは明らかです。
後半戦こそ調子を取り戻し、さらなる活躍でチームを支えることが期待されます。
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大谷翔平BABIP不運まとめ
大谷翔平選手は7月に月間打率.204、OPS.826と苦しい内容だったものの、5試合連続本塁打など驚異の破壊力も見せました。
不運を示すBABIP.192の低迷が目立ち、チーム成績にも影響が出ました。
今後は調子を戻し、二刀流の両輪で後半戦に向けた巻き返しが期待されます。
よくある質問 / Q&A
Q. 7月のBABIP.192とは何が意味ですか?
A. 本塁打を除くインプレー打球が安打になった確率で、平均.300前後が通常。数値が低いほど不運な当たりが多いことを示します。
Q. なぜ打率が急落したのでしょうか?
A. 不運な当たりや体調不良も重なり、打率.204に落ち込んだものと推測されます。
Q. 球団タイ記録という連続本塁打記録はどのような意味ですか?
A. ドジャース球団で同じ選手が5試合連続本塁打を記録したのは歴代でも希少な快記録です。
Q. 今季のホームラン数とリーグ順位は?
A. シーズン38本塁打でナ・リーグトップ。シュワーバー選手とは1本差で、本塁打王争いが続いています。
Q. 投手復帰は影響していますか?
A. 投打両面で起用されており、投球疲れやスケジュール調整も影響している可能性があります。