ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)は、今シーズンから新たなバットを使用しています。
このバットは、昨季よりも1インチ(約2.54センチ)長い35インチ(約88.9センチ)で、メジャーリーグでも極めて異例の長さです。
この変更により、大谷選手はさらなる進化を遂げようとしています。
なぜバットの長さを変更したのか?

大谷選手の身長は1メートル93センチと高く、ストライクゾーンも広いため、長いバットを使用することで広い範囲をカバーできます。
同じく35インチのバットを使用する選手には、身長2メートル1センチのニューヨーク・ヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジ選手などがいます。
このように、大柄な選手が長いバットを使うことで、打撃の幅を広げることが可能となります。
長尺バットのメリットとは?

長尺バットは操作が難しい一方で、遠心力を利用してバットのヘッドスピードを上げ、より鋭い打球を飛ばすことができます。
実際、大谷選手は3月10日のオープン戦で、今春メジャー最速となる打球速度118.5マイル(約190.7キロ)の二塁打を放ちました。
この新バットにより、これまで以上の飛距離と打球速度が期待されています。
バットの重量変更による影響は?

大谷選手は、バットの長さだけでなく重量も調整しています。
新しいバットの重さは32オンス(約907グラム)で、昨季より0.5オンス(約14.2グラム)重くなっています。
重量が増すことで、打球速度と飛距離の向上が期待されます。
また、大谷選手は35インチの他に34.5インチ(約87.6センチ)のバットも併用しており、状況に応じて使い分けています。
ロボット審判との新たな攻防とは?

今シーズンから試験導入されている自動投球判定システム(ABS)との攻防も注目されています。
大谷選手は初回の第1打席で、ストライクと判定された球に対し「チャレンジ」を要求。
結果、わずか1.5インチ(約3.8センチ)高めに外れていたことが確認され、判定がボールに覆りました。
このように、数インチの攻防が試合の流れを大きく左右する可能性があります。
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大谷翔平バット長さ重量調整まとめ
大谷翔平選手は、新たなバットの導入やロボット審判との攻防など、常に進化を続けています。
これらの取り組みが今シーズンの成績にどのような影響を与えるのか、ファンとして非常に楽しみです。
よくある質問/Q&A
Q1: 大谷選手が使用しているバットの素材は何ですか?
A1: 大谷選手は2023年からメープル材のバットを使用しています。
Q2: 長いバットを使用するデメリットはありますか?
A2: 長尺バットは操作が難しく、スイングスピードや力強さが求められます。しかし、大谷選手のような大柄でパワーのある選手にとっては、そのデメリットを上回るメリットがあります。
Q3: ロボット審判は今後も導入される予定ですか?
A3: 現在、ロボット審判は試験導入中であり、今後の評価次第で正式導入が検討される可能性があります。
Q4: 大谷選手のこれまでの最長飛距離はどれくらいですか?
A4: 大谷選手のこれまでの最長飛距離は、エンゼルス時代の2023年6月30日のダイヤモンドバックス戦で放った右翼への493フィート(約150.3メートル)です。
Q5: 新バットの導入で期待される効果は何ですか?
A5: 新バットの導入により、打球速度と飛距離の向上が期待されます。実際、オープン戦で今春メジャー最速の打球速度を記録しています。
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