こんにちは。今回は、岩手県の平泉についてご紹介したいと思います。
平泉は、歴史と仏教の町として有名なエリアで、2011年に「平泉の文化遺産」として世界遺産に登録されました。
大谷翔平選手の出身地、岩手県平泉の世界遺産
平泉の世界遺産には、「中尊寺」「毛越寺」「金鶏山」「観自在王院跡」「無量光院跡」の5つがあります。
これらの史跡や仏教施設は、平安時代から鎌倉時代にかけて、奥州藤原氏という豪族が築いたものです。
奥州藤原氏
奥州藤原氏は、藤原清衡、基衡、秀衡、泰衡の4代にわたって、東北地方を支配しました。
彼らは、仏教を信仰し、平泉を仏の国として造り上げました。
そのため、平泉には、仏の世界を表現した美しい建築や庭園が多く残されています。
中尊寺の金色堂
中尊寺の金色堂は、内外に金箔を貼り付けた華麗な建物で、奥州藤原氏の初代である藤原清衡やその子孫の遺体が安置されています。
金色堂は、マルコポーロが日本を「黄金の国ジパング」と呼んだ由来の一つとも言われています。
毛越寺の浄土庭園
毛越寺の浄土庭園は、仏の世界を表現した優美な庭園で、四季折々の花々が咲き、平安絵巻のような風景が広がります。
毛越寺は、奥州藤原氏の二代目である藤原基衡が、仏教を中心とした町づくりを進めるために建立したお寺です。
金鶏山
金鶏山は、平泉を鎮護する神秘的な山として、古来より地元民に親しまれてきた山です。
金鶏山には、雌雄一対の黄金の鶏が埋められているという伝説や、奥州藤原氏の三代目である藤原秀衡が一晩で造った人工山という説など、様々な話が残されています。
観自在王院跡
観自在王院跡は、奥州藤原氏の四代目である藤原泰衡が、源頼朝の圧力に屈して源義経や武蔵坊弁慶を攻撃したことを悔いて建立したお寺の跡です。
ここには、義経が自害したとされる場所や、義経の愛刀「太刀・鬼切丸」が埋められているという伝説があります。
無量光院跡
無量光院跡は、藤原秀衡が、自分の死後に自分の霊を安らかにさせるために建立したお寺の跡です。
ここには、秀衡の墓や、秀衡が造ったとされる大きな仏像があります。
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大谷翔平平泉まとめ
平泉の魅力は、世界遺産だけではありません。
平泉には、義経の終焉の地で芭蕉が「夏草や 兵どもが 夢の跡」と詠んだ高館義経堂や、進化した南部せんべい、話題沸騰の南部鉄器カラーポットなど、様々な見どころがあります。
平泉は、歴史と文化の町として、日本の貴重な遺産を今に伝えています。
平泉の魅力をぜひ体感してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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