ドジャース・大谷翔平、本塁打量産の秘密に迫る!スタットキャスト分析で明らかになった3つの打撃進化キーワード

目次

打球速度と飛距離の飛躍進化とは?

大谷翔平選手はメジャー初期(2018~2020年)では平均打球速度約156マイル(約156km)だったが、2021年以降は約160マイル(約160km)へ飛躍的に向上。

2025年シーズンには自己最速の約163km(101.1マイル)を記録し、飛距離も316フィート(約96m)にまで延びています。

また、「ハードヒット(95マイル以上)」+「スイートスポット(打球角8~32度)」の割合が、初期の21%以下から、2021年以降は26%以上へと向上。

これによって、「No Doubter HR」(どの球場でも本塁打になる強打)の比率も初期の約32%から約50%へと上昇しました。

変化球への対応力が劇的向上したのはなぜ?

アドラー氏は、大谷選手が変化球に対しても著しく進歩している点を強調しています。

2018年には変化球を本塁打にしたのはわずか4本でしたが、昨シーズンは32本を記録。

2021年以降、変化球での本塁打数は103本とヤンキースのアーロン・ジャッジ選手を約20本上回る驚異的な成果です。

さらに長打率も初期の.396から.571へと向上。打者として最も優れた成績を残しています。

引用元:毎日新聞

右翼方向への打球割合アップでホームラン急増?

2018~2020年の「引っ張り飛球」(右翼方向)割合は約12%でしたが、2021年以降は約20%に上昇し、2025年シーズンは20.9%とさらに伸びています。

これにより、バットスピードとアタックアングル(コンタクト後の軌道)も向上し、飛球化しやすくなりました。

打球データが示す“右方向の潜在力”とは?

2023年から導入されたバットトラッキングによると、大谷選手が右翼方向に引っ張った際の平均バットスピードは約126km、アタックアングルは約16度と非常に高く、中堅・左翼方向よりも効率的な打撃をしていることが明らかになりました。

ホームラン割合の劇的な変化とは?

具体的に見ると、右翼方向の本塁打は2018年に7本だったのに対し、昨季は27本。全本塁打に占める割合は初期の23.4%(11本)から、2021年以降は47.3%(97本)へと倍増し、ホームラン量産の大きな要因となっています。

※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ

大谷翔平本塁打量産の秘密まとめ

  • 打球速度・飛距離の向上により、二塁打級の打球が本塁打に進化
  • 変化球への対応力アップで長打率急増、本塁打量産の原動力に
  • 右翼方向への打球比率上昇+バットスピード・アングル強化で飛球化が加速

これら3要素が絡み合い、大谷翔平選手は圧倒的な長打力を維持・強化し続けています。

よくある質問(Q&A)

Q1:大谷選手の打球速度はいつから急上昇したの?
A:2021年以降に平均約160マイル(約160km)へと飛躍し、2025年には最速163kmを記録しています。

Q2:変化球への長打率向上はどの程度?
A:初期は変化球に対する長打率が.396だったのが、2021年以降は.571まで向上しています。

Q3:右翼方向への打球割合はなぜ重要?
A:右翼へ強く引っ張ることでバットスピードとアタックアングルが上がり、本塁打に直結しやすくなるためです。

Q4:「No Doubter HR」とは?
A:どの球場でも本塁打になる強烈な当たりのことで、位置や環境問わずスタンドインする打球を指します。

Q5:この打撃進化は今後も継続する?
A:技術・パワー・データ活用の向上は今後も続く可能性が高く、今後ますます強力な打者になる期待があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次