こんにちは。今回は、野球の米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が結婚を発表した際の囲み取材で見せたボディランゲージについて分析してみたいと思います。
大谷選手は、2月29日にインスタグラムで結婚したことを発表しました。
お相手は日本人女性で、大谷選手にとってとても特別な人だということです。
この結婚発表には多くのファンやメディアが驚きと祝福の声を寄せました。
翌日の3月1日、大谷選手はキャンプ地の米アリゾナ州グランデールで練習前に囲み取材に応じました。
このとき、普段の囲み取材では見せない気になる仕草を見せていました。
その仕草には、どんな心理的な意味が隠されていたのでしょうか?
話したくない過去については右の耳元をかく
大谷選手は、結婚やお相手についての質問に答えるとき、何度も右手で右の耳元をかいていました。
これは、話したくない過去について聞かれると出やすい仕草です。
右の耳元をかくことで、不快や不安な感情をなだめようとしているのです。
例えば、知り合ってどれくらいかという質問には、
「正確にはわからない」
と言いながら右の耳元をかきました。
交際期間についても、
「どれくらいなんですかね。初めて会ったのが3~4年前なので」
と答えながら右の耳元をかきました。
このように、自分の恋愛遍歴についてはあまり明かしたくなかったのでしょう。
また、愛犬“デコピン”を飼ったのは結婚の影響があったのかと聞かれたときも、
「ぼやっと考えていたが、そこまで必ずという感じではない」
と答えたが、
「手術した時もずっと一人だったので、一人で見ていた」
と、ここでも右の耳元をかきました。
リハビリ時のことも、おそらく触れたくなかったのでしょう。
マイナス感情をなだめるために顔の左側を触る
大谷選手は、お相手に関することでは、何度か顔の左側を触る仕草が見られました。
奥様はどんな人かと聞かれ、
「日本人の方ですね。いたって普通の人」
と左手で左のこめかみを軽くかきました。
結婚の決め手について問われると、
「特にこれというのはない。なんとなく一緒にいるところを想像できた」
と、右手で左の鼻の横を触りました。
デコピンを飼うのは2人で決めたのかという質問には、
「いや、僕が勝手にというか」
と、右手で左の目元をかきました。
この左側というのが実はポイントです。
顔には左右でわずかな差があり、その差は表情にも表れます。
心理学の実験によると、表情が強く出るのは左側なのです。
人は自分をポジティブに、より魅力的に見せようとする時、無意識のうちに左側を見せる傾向があるというのです。
だからこそ大谷選手も無意識のうちに顔の左側を触り、マイナス感情をなだめよう、落ち着かせようとしたのでしょう。
奥様のつくる食事で好きな物を聞かれた時は、
「まだそこまで食べてない」
と右手で左の口元をかきました。
食事という質問に食べることが連想され口元に手がいったのではないでしょうか。
まいった、困ったという感情を頭の後ろで表す
大谷選手は、公表すれば騒ぎになると分かっていた結婚発表の理由については、
「皆さんがうるさいから」
と笑いを交えながら、右手で右の頭の後ろを触りました。
デートについて聞かれた時も、
「外出すると皆さんがうるさいので」
と笑いながら、頭の後ろを触りました。
この仕草には、まいった、困ったという感情が入り混じっていたのでしょう。
頭の後ろを触ることで、自分を守ろうとしているのです。
なれそめに関する質問には
「言えないです。言えなくもないけど」
と苦笑いしました。
言える範囲でと突っ込まれると、一瞬、皮肉交じりに右の口角を上げ歪んだ笑みを見せました。
この笑みは、不快感や嫌悪感を示すものです。
相手に対して敵意や不信感を持っているときに出やすい表情です。
子供の話になると姿勢をまっすぐ
大谷選手は、子供の話になると姿勢をまっすぐ伸ばし
「自分以外のことは、言うと叶わない気がするので、あまり言いたくない」
とやや硬い表情を浮かべました。
これは、子供に対して強い願望や期待を持っていることを示しています。
子供は自分の夢の一部であり、それを口にすることでジンクスになるのではないかと恐れているのでしょう。
大谷選手は、これまで自分の力で夢を実現させてきた人です。
それだけに、どんなことでも叶うという万能感や全能感があるのではないかと思っていましたが、それは違っていたようです。
子供に関しては、自分の力ではどうにもならないこともあるという現実を受け入れているのかもしれません。
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大谷翔平結婚報告ボディランゲージまとめ
以上が、大谷翔平選手の結婚報告の囲み取材で見せたボディランゲージの分析でした。
大谷選手は、野球については話すが、プライベートについては見せないというスタンスを貫いています。
それだけに、結婚やお相手について話すことに抵抗があったのでしょう。
その抵抗感や不安感が、右の耳元や顔の左側を触る仕草に表れていました。
一方で、大谷選手は、奥様や子供に対してはとても愛情深く、一緒にいるところを想像できたり、子供のことを口にしないようにしたりしています。
その愛情や願望は、姿勢をまっすぐにしたり、口元をかいたりする仕草に表れていました。
大谷選手は、自分の気持ちをなだめながら会見に臨んだのだと思います。
その活躍が待ち遠しいですね。
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最後までご覧いただきありがとうございました!
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