大谷翔平はマイアミでどのような活躍を見せたのか?
2025年5月5日(日本時間6日)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、マイアミ・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、5回に今季9号となる2ランホームランを放ちました。
これによりチームは7-4で勝利を収め、大谷選手は4打数1安打2打点、2得点1盗塁と攻撃の起点となる活躍を見せました。
このホームランは、2022年サイ・ヤング賞投手のサンディ・アルカンタラから放ったもので、打球速度は今季メジャー最速を記録。
打球はドジャースのブルペンに一直線で飛び込む弾丸ライナーで、スタンドを大いに沸かせました。
ローンデポパークは大谷にとってどんな場所?
大谷選手は試合後、
「本当にいい思い出が多いかなと思います。昨年もそうでしたし、WBCも含めて本当に好きな球場の1つなので、きょうもいい試合だったなと思います」
と語りました。
2023年のWBCでは日本代表としてこの球場で世界一を達成。
さらに、2024年には「50本塁打・50盗塁」という史上初の偉業を達成した場所でもあり、大谷選手にとっては“伝説の地”とも言える球場です。

金慧成の初先発での躍動とは?
この試合で注目されたもう一人の選手が、ドジャースに今季加入した金慧成内野手です。
「9番・二塁」でメジャー初先発を果たすと、4打数2安打1打点1盗塁の大活躍を見せました。
これについて大谷選手は
「本人にとっても特別な日だと思いますし、昨日も得点にはつながらなかったですけど素晴らしい走塁を含めて、きょうも素晴らしい活躍だったなと思います」
と語り、その努力を称賛しました。
大谷と金慧成にはどんな接点が?
金慧成選手と大谷翔平選手は、オフシーズンに同じ場所で練習していたといいます。
大谷は
「たまたまですけどね。ドジャースは(本拠地が)改装していて他の場所で練習をしなくてはいけなかったので、僕もリハビリがあってそこで練習することになっていたので、たまたま彼のフリーエージェント期間にこちらで一緒のところで練習していました」
と説明しています。
さらに、両者は同じ代理人を持つという共通点もあり、球団内でも信頼関係を築いていたことがうかがえます。
本塁打の手応えと打撃状態は?
9号ホームランについて、
「投げている球も強かったので、その分跳ね返った球がいい角度で上がったのが、強くなったのかなと思うので、素晴らしい投手から、この間のカードもそうでしたけどいいところで打てたのは自信になるんじゃないかなと思います」
と振り返りました。
また、自身のミートポイントに関しては
「コンタクトポイントは打った過程のなかで自分で操作するところではないので、本当に構えから動きのなかで正確に動けていれば、自分のいいヒッティングポイントに近づいていきますし、例年この時期にその一番いい状態になることはあまりないので、そのなかではきょうもいい打席、悪い打席ありましたけど、(いい状態に)近づいてきてはいるんじゃないかなと思います」
と語り、調子の上昇を実感している様子でした。
盗塁の裏にある冷静な判断とは?
この日、今季10個目の盗塁を成功させた大谷選手。
昨季ドジャースでコーチを務め、今季マーリンズ監督となったマッカロー氏の前でのプレーでもありました。
「もちろん僕にとっては走塁の大きな前進につながるそういう1年を昨年一緒に過ごせたかなと思うので、そういう意味では決めたいという気持ちはありましたけど、シンプルにいきたいときに、成功すると自分が確信を持ったときにスタートを切りたいですし、決めたいからと言って強引にいくことはないので、本当に冷静に試合前からむしろ始まっているくらいの感じで冷静にいけたらいいんじゃないかなと思います」
と話し、無理のない判断で確実な盗塁を狙っていることを明かしました。
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大谷翔平マイアミ9号10盗塁まとめ
大谷翔平選手は、思い出の地マイアミで存在感を発揮し、9号本塁打と今季10盗塁目をマークしました。
打撃・走塁ともに進化の途中であることを実感させる一戦となり、ファンにとっても大きな希望を抱かせる内容でした。
また、金慧成選手もメジャー初の記念すべき日となり、今後の飛躍が期待されます。
よくある質問(Q&A)
Q1: 大谷翔平の現在の成績は?
A1: 2025年5月5日時点で、打率.292、9本塁打、10盗塁を記録しています。
Q2: 金慧成選手はどんな選手ですか?
A2: 韓国出身の内野手で、走塁と守備に定評があります。この試合で初スタメン、初安打、初打点、初盗塁と4つの「初」を達成しました。
Q3: 大谷翔平はなぜマイアミを好きな球場だと言ったの?
A3: WBC世界一、50-50達成など多くの思い出がある球場で、本人も「本当に好きな球場の1つ」と語っています。
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