ドジャースの指揮官はなぜ悔しがったのですか?
ロサンゼルス・ドジャースの監督デーブ・ロバーツは、8月22日(日本時間23日)の対パドレス戦にて、大谷翔平選手が9回先頭で放った大飛球が、フェンス手前で失速してしまったことについて試合後に振り返りました。
と述べ、球場固有の気象条件と広さが影響したと指摘しました。
ロバーツ監督によれば、スタジアムに吹く海からの湿気による“マリーンレイヤー”が打球の伸びを抑えた可能性があるとのことです。
しかし、米・データサイト「ベースボール・サバント」の分析によると、この打球は30球場中、カブスの本拠地リグレー・フィールドにおいてのみホームランになったとされています。
大谷翔平の4打席の内容はどのようなものでしたか?
この日の試合で大谷選手は「1番・指名打者」として先発出場しました。1、2打席目は凡退し、3打席目はダルビッシュ号から四球を選びました。
これにより、8月は19試合連続出塁となりましたが、安打は生まれませんでした。
4打席目(9回表、1点ビハインドの場面)では、スアレス投手の高め速球を強振し、中堅への大飛球。
打球は刺さるように飛びましたが、フェンス手前で失速し、惜しくもホームランにはなりませんでした。
その後、チームにはベッツとフリーマンのヒットでチャンスが訪れましたが、最後はT・ヘルナンデスが空振り三振で試合終了となりました。
休養日を挟んだ調整状況はどうでしたか?

大谷選手は8月20日のロッキーズ戦で右太腿にライナー性の打球を受けた影響で途中交代し、翌21日は予定通り今季初の休養日で試合を欠場しました。
23日の試合前には約15分キャッチボールを行い、太腿の状態を確認。痛みを訴える場面もありましたが、その後は自然な動きでプレーを続けることができました。
追い上げたドジャース 地区首位争いはいかに?
この日の惜敗により、ドジャースはパドレスに並び、73勝56敗で同率首位となりました(8月15日以来の出来事)。
ロバーツ監督は昨季の地区シリーズ(パドレス戦)を「ストリートファイト」と表現して戦いの厳しさを語り、6月には7試合で11死球が飛び交うなど、敵地での激しい戦いを予想していました。
この3連戦も、白熱した展開が続いています。
大谷翔平マリーンレイヤー影響まとめ
ドジャース監督のロバーツは、大谷翔平の9回の中堅への大飛球が、湿気を帯びた“マリーンレイヤー”や広大なフィールド条件によって失速したと悔やみました。
他球場でならホームランになっていただろうという期待が込められた言葉でしたが、実際には30球場中ホームランになる可能性があったのはリグレー・フィールドただ1球場というデータもあります。
大谷選手は打撃でも出塁を重ね、投手としても着実に調整を進めており、チームは再び首位に浮上して地区優勝争いを盛り上げています。
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よくある質問(FAQ)
**Q1:マリーンレイヤーとは何ですか?
**A1:海沿いの球場(この場合はパドレスの本拠)に見られる、湿った空気の層のことで、打球の飛距離を抑えることがあります。
**Q2:大谷翔平の9回の打球はどれくらい飛びましたか?
**A2:飛距離は約388フィート(約118.3メートル)で、確信を持って歩き始めた打球でした。
**Q3:ベースボール・サバントはどんなサイトですか?
**A3:MLBの詳細なデータや打球解析を行う信頼性の高いデータサイトです。この打球がどの球場でホームランになったかも解析しました。
**Q4:ドジャースは現在どういう状況ですか?
**A4:8月23日の試合終了時点で、パドレスと同率首位(73勝56敗)となり、地区優勝争いを再び盛り上げています。
**Q5:大谷選手の怪我は大丈夫ですか?
**A5:右太腿への影響はあったものの、23日の試合前の調整の様子などから、大きな問題はなさそうです。