こんにちは。大リーグ公式サイトは2024年5月16日(日本時間17日)、最新の「バット・トラッキングデータ」を特集し、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手のスイングを徹底解析しました。
この記事では、大谷選手のスイングに関するデータとその意味について詳しく解説します。
大谷翔平のスイングスピード
新たに導入されたデータ収集システム「スタットキャスト」では、バットスピード(スイングスピード)を計測します。
大谷選手の平均バットスピードは75.4マイル(約121.3キロ)で、メジャー全体で18位にランクインしています。
また、75マイル(約121キロ)以上のスイングを「ファストスイング(FS)」と定義します。
スクエアド・アップ(SU)
バットスピードと投球速度の組み合わせから算出される「最速打球速度の期待値」に対し、その80%以上を記録したスイングを「スクエアド・アップ(SU)」と呼びます。
たとえば、2024年4月9日にレッズのデラクルス選手が放った今季1号ホームランは、バットスピード124キロに対し、投球速度は151キロでした。
期待値185キロに対し、実際の打球速度は181キロ(98%)だったため、これを「SU」と呼びます。
大谷選手のSU率は30.5%で、メジャー全体で44位に位置しています。
ブラスト
FSかつSUの打球、つまり速いスイングでジャストミートした打球を「ブラスト」と称します。
大谷選手の今季のブラスト数は52本で、メジャー全体で3位。
しかし、「ブラストがバレルになる確率」は59.6%(52本中31本)で、これはメジャートップです。
同サイトによれば50%を超えるのは大谷選手のみです。
バレル
バレルの規定は、「80%以上の確率で長打が見込まれる打球初速98マイル(約158キロ)以上と、射出角度25度前後の組み合わせ」です。
つまり、大谷選手は「速いスイングでジャストミートした打球を長打につなげる」という点で、突出した世界一の存在と言えるでしょう。
※大谷翔平選手やドジャースの最新情報発信!ショウタイムズはコチラ
大谷翔平MLB公式スイングまとめ
大谷翔平選手のスイングは、最新のデータ収集システムによって徹底解析され、その優れたバットスピードや打球速度が明らかになりました。
彼の速いスイングでジャストミートした打球は、高確率で長打につながり、その実力は世界一と言っても過言ではありません。
今後も大谷選手の活躍から目が離せません。
最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント