こんにちは。今回は、岩手県の盛岡さんさ踊りについてご紹介したいと思います。
盛岡さんさ踊りは、大谷翔平選手の出身地でもある岩手県の代表的な祭りです。
毎年8月に開催されるこの祭りは、歴史と伝統、勢いと華やかさ、幸せと感動を感じられる素晴らしいイベントです。
盛岡さんさ踊りの魅力について、詳しく見ていきましょう。
目次
大谷翔平選手の出身地、盛岡さんさ踊りとは
盛岡さんさ踊りは、藩政時代から盛岡市近郊各地で行われてきた伝統的で様々な「さんさ踊り」を統合、観光イベント化して1978年から開催を継続している祭りです。
さんさ踊りとは、太鼓を打ち鳴らし横笛と鉦(かね)で音色を奏でながら、踊り手たちを先導するお囃子(はやし)と、それに合わせて踊る踊り手からなる踊りです。
色とりどりの衣装に身を包んだ人々が、勇壮な太鼓の音色や華麗な群舞を繰り広げます。
祭りの期間中は、盛岡市の中心部の大通りや広場などで、多くの人々がさんさ踊りに参加したり、観覧したりします。
さんさ踊りの魅力
さんさ踊りには、以下のような魅力があります。
- 「サッコラチョイワヤッセ」という独特の掛け声
さんさ踊りを踊るときには、「サッコラチョイワヤッセ」という掛け声をかけます。この掛け声は、「幸せは呼べばやってくる」という意味を持つ「サッコラ」に、「チョイワヤッセ」という掛け声を合わせたものです。さんさ踊りは、幸せの訪れを願って踊る踊りなのです。この掛け声は、踊り手だけでなく、観客も一緒になってかけることができます。一体感と楽しさを感じられる掛け声です。 - 踊りの種類が豊富
さんさ踊りには、基本のさんさ踊りと呼ばれる4種類の踊りがあります。それぞれに異なるリズムや動きがあります。基本のさんさ踊りは、以下のように分類されます。- 南部さんさ踊り
南部さんさ踊りは、最も古い形式のさんさ踊りです。太鼓の音色が重く、踊り手は足を高く上げて踏み鳴らします。踊り手は、男性は白い法被(はっぴ)に赤い腰巻き、女性は白い浴衣に赤い帯という衣装を着ます。
- 南部さんさ踊り
- 江刺さんさ踊り
江刺さんさ踊りは、南部さんさ踊りに比べてリズムが速く、踊り手は足を低く上げて軽やかに踊ります。踊り手は、男性は青い法被に白い腰巻き、女性は青い浴衣に白い帯という衣装を着ます。
- 江刺さんさ踊り
- 盛岡さんさ踊り
盛岡さんさ踊りは、南部さんさ踊りと江刺さんさ踊りの中間のリズムで、踊り手は足を中くらいに上げて踊ります。踊り手は、男性は赤い法被に白い腰巻き、女性は赤い浴衣に白い帯という衣装を着ます。
- 盛岡さんさ踊り
- 津軽さんさ踊り
津軽さんさ踊りは、最もリズムが速く、踊り手は足を高く上げて踊ります。踊り手は、男性は黄色い法被に緑色の腰巻き、女性は黄色い浴衣に緑色の帯という衣装を着ます。
- 津軽さんさ踊り
- 一万太鼓の響き
祭りの最終日には、一万太鼓と称される太鼓の響きが盛岡の夜空に響き渡ります。一万太鼓とは、さんさ踊りに参加する太鼓の数が一万個に近いことから名付けられたものです。2014年には、和太鼓同時演奏の世界記録を樹立しました。一万太鼓は、さんさ踊りの締めくくりとして、盛岡駅前の広場で行われます。太鼓の音色と掛け声が一斉に鳴り響き、感動的な光景です。
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大谷翔平盛岡さんさ踊りまとめ
盛岡さんさ踊りは、歴史と伝統、勢いと華やかさ、幸せと感動を感じられる素晴らしい祭りです。
ぜひ一度、ご覧になってみてください。
盛岡さんさ踊りの魅力を知ることで、大谷翔平選手のふるさとにも興味を持っていただける思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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