こんにちは。MLBのスター選手として、世界的な人気を誇る大谷翔平。日本では、大谷の一挙手一投足が連日報道されています。
しかし、アメリカでは日本の報道姿勢に疑問を持たれているという現実があります。
その背景には、日本人記者の特定の
「日本人選手」
だけを取材するスタンスがあります。
本記事では、この問題について詳しく探ります。
日本人記者が特定の「日本人選手」だけを取材する理由
日本人選手と日本メディアの関係は、おそらくアメリカ人から見るとちょっと奇妙に映るでしょう。
エンゼルス取材歴10年以上のフレッチャー記者は、日本人選手だけを取材する日本人記者を
「追っかけ」
と表現しています。
ロバート・ホワイティングも
「日本のマスコミ、とくにスポーツ紙は、責任あるジャーナリズムというよりも、チアリーダーの様相を呈してくる」
と指摘しています。
実際、MLBでは通常、各チームに帯同する記者は「チーム」全体の取材をしますが、ほとんどの日本人記者は特定の「日本人選手」だけを取材します。
彼らは
「日本のファンが興味を持っているのは日本人選手なのだから、日本人選手を中心に取材するのは当然だ」
と考えています。
日本のメディア各社によって「大谷フィーバー」が巻き起こる
MLBの取材現場では、日本人選手を追いかける記者として現場にいることに居心地の悪さを覚えることがあります。
アメリカ人記者たちや他の選手たちに対して失礼なことをしているような気がするからです。
例えば、2018年に大谷が初めてエンゼル・スタジアムのブルペンで投げていたとき、何人かの記者がセンターになる岩によじ登って写真と動画を撮影しようとしたため、エンゼルスから排除されました。
このような行動は見苦しいものですが、一方でエンゼルスは、大谷の一挙手一投足が日本で報じられることの重要性も理解していました。
元エンゼルスの通信部門副社長だったティム・ミードは、
「日本全体が、彼のすべての動きを追っていることは理解しなければならない」
と述べています。
メディア関係者の行動が「日本人」の国際的な評価を貶めているかも
プロスポーツの世界では、一部のスター選手に注目が集まるのは仕方のないことです。
しかし、日本人記者たちが無名のマイナーリーガーにまで
「大谷の投球を打ったか」
と質問攻めにする姿勢は、取材相手に対して失礼な行為と受け取られることもあります。
このような行動は、日本のメディアが異国の地で日常的に行っていることであり、それが「日本人」の国際的な評価を貶めている可能性があります。
異国の地でも「日本人村」を運営し、現地のルールではなくムラのルールに従って行動する姿勢は、あまりにも自国中心的であり、身勝手だと感じざるを得ません。
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大谷翔平日本人記者失態まとめ
大谷翔平の活躍は、日本のメディア関係者の努力によって支えられている一方で、その報道姿勢がアメリカで疑問視されることも事実です。
国際社会に生きる我々は、この問題についてもう少し意識的になるべきです。
大谷フィーバーの裏には、日本メディアの問題点が隠れていることを理解し、改善を図る必要があります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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